割り立ての味が最高なマカダミアナッツを綺麗に割る！マカダミアクラッカー特集

オーストラリア・マカダミア協会

8年 ago

世界一硬いといわれるマカダミアナッツの殻を割るには専用の殻割り器が必要です。原産地のオーストラリアで一般的に使用されているマカダミアナッツクラッカーから、こだわりの日本製クラッカーまで、マカダミアナッツ専用の殻割り器と特徴、割り方のポイントも紹介します。

割り立ての味が最高なマカダミアナッツを綺麗に割る！
マカダミアクラッカー特集

マカダミアナッツは茶色の殻付きのまま保存しておくと、酸化しにくいです。
そして、割って取り出したばかりのナッツは香ばしく、クリーミーに感じるほどの甘みが口の中に広がります。
フレッシュなナッツのサクサクとした歯触りも最高! 専用クラッカーで割って食べる、とても贅沢な美味しい時間を楽しんでみませんか？

マカダミアナッツは専用の殻割り器が必要な堅さ！

マカダミアナッツは世界一堅い殻をもつ木の実といわれています。
これを知らずに殻つきのマカダミアナッツを手に入れて、後悔した方もいるのでは。『くるみ割り人形』という映画や童話がありますが、くるみ割り用のクラッカーなら持っている！という場合も、ちょっと難しいかも。商品にマカダミアナッツは割れません、という但し書きが付いていることが多いようです。

茶色い殻の中の白いナッツはカーネルと呼ばれますが、ここは割らずにきれいな形のまま、うまく取り出したいですよね。

世界一堅いマカダミアナッツの殻を割るのは、トンカチや万力でもできますが、できれば専用のクラッカーを使うのがおすすめです。

殻付きマカダミアナッツの割り方　いろいろ

オーストラリアのマカダミアナッツクラッカー

原産国オーストラリアでは、豊富な種類のマカダミアクラッカーが売られています。農園など、プロが一度にたくさん割るためのものから家庭用、お土産にぴったりのかわいいものまで、実際に使われているマカダミアクラッカーを紹介します。

写真左から順に：
B.O.N.K. nut cracker
ニュージーランド製の、マカダミアナッツクラッカー。30年以上の歴史があり、オーストラリアでも定番商品。安定して使いやすい形です。

CRACK-A-MAC NUTCRACKER
頭の部分がコアラやカンガルーになっているのが特徴！プラスティック製の、カラフルなマカダミアナッツクラッカーです。お土産にはぴったり!?

AUSSIE MAC NUTCRACKER
スチール製で、手になじみやすい形の、オーストラリア製マカダミアナッツクラッカー。パッケージも素朴で可愛らしいです。

TJ’S NUTSCRACKERS
歴史ある大型のマカダミアナッツ用クラッカー。レバー式の大きなハンドルで割りやすい形です。パーティや店頭など、一度にたくさん割るシーンで大活躍。上で紹介した動画でも紹介されています。

マカダミアナッツの割り方とマカダミアナッツクラッカーの選び方

マカダミアナッツの殻を割る方法はほぼどれも同じです。まずはマカダミアナッツにある小さなくぼみ・へそを見つけること。ここを殻割り器の上下どちらかに固定するのがポイントです。
すぐに割れない場合は、一度外して中心がちゃんと当たっているか確認しましょう。

また、ハンドルを回す時にはゆっくり回すより、力強く一気に回すのがコツ。

割った後の殻が飛び散るのが気になる人は、トレイなどの上や箱の中で割る、キッチンクロスやハンカチなどで包んでから割る、ビニール袋に入れて割るなど工夫しましょう。

さらに、マカダミアナッツクラッカーを選ぶ際には、どんな点に気をつけたらよいのでしょうか？そもそも、どのような違いがあるのでしょうか？価格や見た目の格好よさの他に何を重視するかは好みですが、違いと利点を知っておきましょう。

割りやすさ：握力の弱い女性の力でも割れるかどうかがポイントです。力を込めすぎるとクラッカー本体が壊れる場合、中にはかなり力を込めないと割れないクラッカーもあります。

手入れのしやすさ：使った後は、ネジ部分や本体に詰まったナッツのカス、汚れを取り除き、水洗いなどで洗浄後、水分を拭き取ってよく乾燥させます。特に鋼鉄製など金属製のものは、ねじ部分に専用の潤滑油やオイルを塗った方がよいです。そういう手入れのしやすさもチェックしましょう。

日本で売られているマカダミアの殻割り器特集

現在日本で流通しているマカダミアナッツクラッカー6タイプをご紹介します。

洗練されたフォルムも人気な「HARDNUTクラッカー」

ネジの軸先がナッツをしっかりホールドし、とても割りやすいクラッカー。シンプルなデザインですが、丸みのある形が手になじみやすく、持ちやすいです。鋳物でちょっと重たいですが、銀色の輝きも趣があり、割った後の殻ゴミがくっつきにくいのもポイントです。人気があるマカダミアナッツクラッカーです。84x17x77mm、240g。

http://www.hardnut-int.com/

重厚感のある「K.P.M.C ナッツクラッカー TypeⅡ」

日本で製造されている鋼鉄製の堅牢なマカダミアナッツクラッカー。下板の中央にナッツを固定する穴もあって固定しやすく、割りやすいです。ひねる力をあまり必要とせず、割れ方もきれいです。ちょっと重たいのですが、自立させられるので、力をかけて割りやすく、また立てたまま収納できるのも利点です。100x95x30mm、525g。

軽くて蓋付き！持ち歩きにも便利な「MACADAMIAクラッカー」

「なふりショップ」のオリジナルプラスチック製クラッカー。飛び散り防止用のカバーの蓋が付いている事で破片が飛び散らずにすみます。本体はポリカーボネート、ハンドル部はナイロン、カバーはABS樹脂でヒンジはポリプロピレン、先端はステンレス。とにかく軽く、小さいのもポイント。あまり力をかけなくても割れますが、無理に回すと破損します。100g。

http://www.nafuri.com/SHOP/nut2001.html

オーストラリア製・コアラ型の「CRACK-A-MAC」クラッカー

本体もボルトもナイロン製で先端部だけが鉄。オーストラリアでもお土産として人気な商品の輸入品です。ハンドルがコアラのフォルムのようなデザインで可愛いですが、無理に力を込めると破損するので、注意して扱うこと。また、ちょっと割りにくいですが、めげずに何度か入れ替えてチャレンジしてみましょう。70x45x105～145mm、約140g。

http://www.selectea.co.jp