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オーストラリアのマカダミア農家さんの笑顔が素敵な理由とは?

オーストラリアのマカダミア農家さんにお会いすると印象に残るのはそのとびっきり素敵な「笑顔」。内面から滲み出るその穏やかな表情はどこまでもたおやかで優しさに溢れています。今回はマカダミアの生産者の素敵な笑顔の裏側にクローズアップ。それぞれの笑顔のもとをシェアしてもらいましょう。幸せのスイッチは意外と自分次第でオン!になるのかもしれません。

オーストラリアのマカダミア農家さんの笑顔が素敵な理由とは?

オーストラリアのマカダミア農家さんにお会いすると印象に残るのはそのとびっきり素敵な「笑顔」。内面から滲み出るその穏やかな表情はどこまでもたおやかで優しさに溢れています。今回はマカダミアの生産者の素敵な笑顔の裏側にクローズアップ。それぞれの笑顔のもとをシェアしてもらいましょう。幸せのスイッチは意外と自分次第でオン!になるのかもしれません。 

レアとパット・ウィルソン 

「マカダミア農家はとてもやりがいのある仕事です。私たち家族は、このライフスタイルが大好きです!」と話してくれたのは農園「ツイステッドM」を経営するウィルソン夫妻。両親から引き継いだ大切な農場で、今は2人の子供、アーチーとビリーと4人で生活をしています。 

 「仕事に追われすぎず、自分がやりたいことに時間をきちんと割けるのもこの仕事の魅力の1つ。子供たちも大自然の中で毎日走り回って楽しんでいますよ」とワークライフバランスの大切さについて話してくれます。 

 「収穫期(3月~8月)は農場で一番忙しいけれど好きな時期。シーズンが始まると木に実がなっているのを見て、何トンのマカダミアナッツが収穫できそうか、みんなで予想するのもまた楽しみの1つです」とはクレアさん。 

 「1回の収穫に4~5日かかることもあり農繁期は大変です。でも1日の終わりにはおいしい食事を準備して、家族や収穫を手伝ってくれた仲間たちとビールで乾杯をする時間を楽しんでいます」。 

ロンとメル・カッチャニーガ 

畜産と農業を営んでいたロン&メル・カッチャニガ夫妻は思い切って圃場の樹を全て植え替え、同じ土地でマカダミア栽培を始めました。 

「1万本のマカダミアの木を植え終えたちょうど1年後、2022年の洪水の被害に遭ってしまったのです。洪水が引いた後に必死で農場に見回りに行くと目の前には衝撃的な光景が広がっていたのです。なんと若いマカダミアの樹々が半分以上まで水に浸かっていたのですよ」と当時を振り返ります。 

 「でも絶望している時間はありませんでした。家族、友人、ボランティアの方々たくさんの人が植樹を手伝いに来てくれたのです。本当に感謝で溢れました。彼らのおかげで乗り切ることができたのです」とメルさん。彼らによる精神的な支えは計り知れないものだったといいます。 

 「どんなことがあっても私たちは前向きに取り組みたいと思っています」と困難を乗り越えたからこその強く、優しい表情でロンさんは締めくくります。 

 現在では@gondwanamacadamiasというマカダミアナッツ製品のブランドを立ち上げ、オンライン販売を行うなど精力的に活動しています。 

 

ジアン・ルーニー 

オーストラリアのオリンピック選手ジアン・ルーニーさんは元競泳選手でオリンピックメダリスト。2004年のアテネオリンピックでは4x100m メドレー・リレーで世界記録を更新し、優勝。キャリア最大の功績を残し、2006年に競泳選手として引退するまで第一線で活躍されました。 

 現在ではメディア・パーソナリティとして活躍され、大輪のような笑顔は多くの視聴者を魅了しています。 

 そんなジアンさんの好きな言葉は「何事も一生懸命やれば、幸運がやってくる!」と、マカダミア農家に転身した今もそのアスリート魂は健在です。「努力は報われるって、いつも信じている! 

 努力の人生を歩んできたからこそ、彼女の真っ直ぐな言葉には重みが感じられます。 

 ジアンさんのインタビューやおすすめのレシピはこちらからもご覧いただけます。 

https://australian-macadamias.jp/column/macadamia-moment_giaan-rooney 

アンソニー・シノット

2006年、バンダバーグ近郊にマカデミア農園を購入したアンソニーさん。「フルタイムで営農したのは6年ほど前。それ以前は、鉱業で監督者をしていました」 

 2022年にはセントラル・クイーンズランドの小規模農園部門で、品質と生産性の両面で最優秀賞を受賞。土壌健全化プログラムの一環として彼の農園では堆肥を毎年施用しているとか。この堆肥は16週間貯蔵して完熟させた生ゴミを再利用したもので、環境への配慮にも重点を置いています。 

 「そもそも、外で働くことが好きなんですよ」とアンソニーさん。「木の周りや小屋で風を感じながら農作業をすることも、また真夏の暑い日にトラクターでエアコンをかけての作業も、どちらも好きだし心地よい」と農園での時間自体が自分に合っていること話してくれました。「あと、上司がいないっていうのもなかなか良いもんですよ!」と笑います。 

 お気に入りのマカダミアナッツの食べ方はを聞くと「塩漬けでしょ、あとチリナッツ。殻付きのマカデミアナッツはマストです!」 

まとめ

それぞれのマカダミア生産者としての人生を紐解くと、そこには仕事への情熱や真摯な姿勢、周りへの優しさや感謝の気持ちがたっぷりと詰まっていましたね。素敵な方から笑顔のヒントを受け取ってくださいね! 

 

【参考サイト】 

 

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