フランジパーヌは、クレーム・パティシエール(カスタードクリーム)とアーモンドクリームで作るフランス風の伝統的なお菓子ですが、今回はマカダミアナッツを使ったレシピをご紹介します。マカダミアペーストを加えるだけで、上品な甘さとふわふわしたナッツの風味いっぱいのリッチな生地が焼きあがります。熱々でも冷めても美味しくいただけますので、ティータイムにもデザートにもきっと喜ばれるでしょう。
材料(23㎝パイ皿1個分)
リンゴ
- リンゴ(皮を剥いて芯を取り8等分にカット) 5個
- ライム果汁 大さじ1
- グラニュー糖 大さじ2
- 水 大さじ2
パイ生地
- 薄力粉 1¼カップ
- マカダミアナッツ ¼カップ
- グラニュー糖 大さじ2
- バター(冷えたバター角切り)125g
- 卵黄 1個分
- 冷水 大さじ1
マカダミアフランジパーヌ
- マカダミアナッツ 1カップ
- 薄力粉 ⅓カップ
- バター 125g
- グラニュー糖 1カップ
- バニラエッセンス 小さじ1
- 卵 3個
作り方
- リンゴの材料のすべてを鍋に入れ、中火にかけ、リンゴがやわらかくなり、形が残る程度まで煮る。冷ましておく。
- パイ生地を作る。薄力粉、マカダミアナッツ、グラニュー糖をフードプロセッサーのボウルに入れ、マカダミアナッツが粗く砕けるまで攪拌する。
- バターを加え、粗いパン粉状になったら卵黄と冷水を加え、まとまるまで攪拌する。
- 生地をまとめ、厚めの円盤状にする。ラップをかけて冷蔵庫で30分冷やす。オーブンを180度に予熱する。
- マカダミアフランジパーヌを作る。マカダミアナッツと小麦粉をフードプロセッサーに入れ、細かいパン粉状になるまで攪拌する。別のボウルにバターと砂糖を入れ、電気ビーターで5分以上かけて淡く濃厚になるまで混ぜる。
- 卵を1個ずつ加え、加えるたびによく混ぜる。マカダミアと小麦粉を混ぜたものとバニラエッセンスを加え、完全に混ざり合うようにする。脇に置いておく。
- 4の円盤状のパイ生地の1/4を切り離し、ラップをかけて再度、冷蔵庫で冷やす。残りの生地は、23cmのパイ皿に合わせて伸ばす。
- パイ皿に生地を敷き、オーブンペーパーを敷いた上に重石を広げて12分間焼く。その後、オーブンペーパーと重しを取り除き、さらに8分間、黄金色になるまで焼いたら、少し冷ます。
- 冷蔵庫で冷やしていた1/4の残りの生地を伸ばして25cmの円形にカットする。余った生地は飾り用に、小さな葉や花状に切る。25㎝の円形の生地と飾りは脇に置いておく。
- パイ生地が焼けたらリンゴをのせ、上からマカダミアフランジパーヌを重ねて、平らにならす。
- 10.に円形のパイ生地を被せたら、中央に小さな空気穴を開ける。そのあと、カットした花や葉を飾る。
- パイをオーブンに入れ、空気穴から串を刺しきれいに抜けるまで、55~60分焼く。串でフランジパーヌに火が通ったのを確認できたら完成。