Site icon オーストラリア・マカダミア協会

ビューティー&ヘルス対談 マカダミアナッツのいいとこいろいろ Vol.1

対談の第1回は「ナッツ=太る、はホント?」。美容と健康、ダイエットなどにおけるマカダミアの効果・効能について

1日5粒 マカダミアナッツのいいとこポイント

健康のプロフェッショナルは、低インシュリンダイエットをテーマに多くの書籍を執筆されている永田孝行先生。
美のプロフェッショナルは、インナービューティスペシャリストのマリー秋沢さん。
「マカダミアナッツが大好き」というお二人だから、実現した対談です。
知って得をする、プロの知識をご紹介します。

マカダミアナッツをテーマに、いろんなお話をしていただきました。
和やかでやわらかい雰囲気のプロフェッショナルなお二人に。

ダイエット&アンチエイジング

  • 良質な油分で満腹中枢をコントロール
  • バルミトレイン酸で腸内細菌の活性化

女性にうれしい

  • カリウムでむくみ防止
  • カルシウムとマグネシウムで関節を強く

肌にやさしい

  • 紫外線をカット
  • 浸透するから老化、角質化を予防

ナッツ=太る、はホント?

マリー:先生、オーストラリアにご縁があるんですよね。

永田:GIという、僕が研究発表したテーマがあるんですが、その研究のいちばん盛んなところがオーストラリアなんです。
なので、10年ほど前からですかね、何度も行ってます。
(GIとは食品ごとの血糖値の上昇の度合いを表す値)

マリー:先生をお仕事で最初にインタビューさせていただいたのはもう8年ほど前ですが、さらにさかのぼって14年前の2001年には、すでに日本で初めて、日本人を対象に日本で食べられる食品(納豆や豆腐など)のGI値を測られていらっしゃいましたね。
そしてそれらのGI値がダイエットにどう影響するのか?を「低インシュリンダイエット」という形で紹介され、とても衝撃的だったのを覚えています。
GI値の研究はやはりオーストラリアが盛んなのですね。
先生、マカダミアナッツのGI値は測っていらっしゃいましたか?

永田:測っていますよ、100gのカロリーに対してGI値が27。
白米の84と比べてみるとわかるように、ナッツはとても低GI食品と言えますね。
ナッツは油分が多いから太る、カロリーが高い、という印象があるけれど、そんなことはないんです。
だから僕はダイエット中でも安心して「ナッツを間食に食べましょう」と言ってるんですよ。

マリー:私はナッツの中でも特に低糖質なマカダミアナッツを間食に食べています。
炭水化物を摂るより、血糖値の上昇がなだらかですから太りにくいですものね。
「ナッツを間食に食べましょう」、なんて嬉しいかぎりです!

一価不飽和脂肪酸で満腹感

永田:マカダミアの油分のほとんどはオレイン酸とパルミトレイン酸という一価不飽和脂肪酸という成分なんです。
オレイン酸のいいところは、食べると脳の摂食中枢を刺激して食欲を抑えるということ。
満腹中枢が刺激されると人は「おなかがいっぱい」と感じるので、食べ過ぎを防ぐことができます。

マリー:間食にいただいているマカダミアナッツですが、ダイエットをするにおいて、他にどのタイミングで食べると良いのでしょう、先生?

永田:いちばんいい食べ方は食事の30分前に摂ること。

マリー:あれ?食前ですか?!

永田:食べてから30分後くらいから満腹中枢が働きだす。そこから食欲をコントロールし始めるんですね。
だから食事の30分前にマカダミアを食べておくといいんです。そうすると食べすぎずに済む。
理論上はね(笑)

マリー:なるほど~!理論上は、というところが気になりますが。(笑)

永田:とはいえ、マカダミアも食べ過ぎるのは禁物。ちょうどいい量が5粒くらいです。

マリー:やはり皆さんは間食というとついつい炭水化物や甘いもの、スナックやチョコレートなどを食べたい、と思ってしまいがちですよね。
そんな時には、ナッツ、それも糖質量が比較的少ないマカダミアナッツがおススメですよね、永田先生。
血糖値の上昇もなだらかで、ダイエット中には最適ですよね。

永田:「おなかがすく」という感覚は、血糖値が低いときなんですが、食べると血糖値が上がって満腹感が得られるんですね。でも急激に上げてしまうと太りやすくなる。
マカダミアは食べても血糖値が急激に上がらないうえに、満腹感が得られるのでカラダと脳の両方で食欲をバランスよくコントロールしてくれるのです。

マリー:すばらしい! あまりにおいしくて、マカダミアナッツ、1日5粒で抑えられるかどうかわかりませんが、1週間単位で35粒と考えて、引き続きおやつに重宝させていただきます♪♪

マリー 秋沢(マリー あきさわ)

インナービューティースペシャリスト
上智大学卒業後、美容学校のイギリス人の校長について通訳を経験したことをきっかけに、アメリカで美容家との交流を通じ、内側からの美、’インナービューティー’の大切さを実感。日本で始めて’インナービューティー’の概念を美容業界に浸透させる。ミス ユニバース 近畿代表に選ばれ、健康でいること=美しさを維持。というテーマを野菜や食べ物全般の栄養やサプリメントなどを通じて広める活動を行う。

2003年に「元気とキレイを手に入れるサプリメントマジック」、2004年に「あなたが一番キレイになるサプリメント」王様文庫を出版。2014年には「グルメをあきらめず糖尿病を改善」(主婦の友社)の料理本、そして2015年4月には「糖尿病に勝つ、糖質オフメニュー」(アントレックス社)の料理本を出版。そして現在は、美と健康、そしてさらにアンチエイジングに関連するセミナーや糖質オフ料理などのヘルシーグルメ料理教室を東京や関西で実施している。

マリー秋沢公式サイト www.beautyneeds.net
Facebook https://www.facebook.com/marie.akisawa

永田 孝行(ながた たかゆき)

1958年10月10日生 愛知県名古屋市出身
医学博士、ACSM(アメリカスポーツ医学会)公認HFS(ヘルスフィットネススペシャリスト)、㈱TNヘルスプロジェクト代表取締役、日本ダイエットスペシャリスト協会理事長、日本コナモン協会理事。

東京大学大学院医学系研究科健康増進科学分野に於いて生活習慣病予防と改善のための運動療法や食事療法を研究し、GI値(グリセミックインデックス)の研究に至る、専門分野は肥満と代謝。
現在、多くの企業で健康管理や商品開発及び研究、薬事法その他のコンサルティング等に携わり、セミナー・講演・研修活動やTV・雑誌などの取材も多数受けている。

2001年に出版した「低インシュリンダイエット」、2003年に出版した「10days ポイントダイエット(部分痩せ)」が台湾・韓国・中国でも出版された事を機に海外へも仕事の幅を広げる。
書籍出版は国内外合わせて60冊、販売総数は500万部を突破した。

日本ダイエットスペシャリスト協会(JDSA)
公式サイトhttp://www.jdsa.co.jp
お問い合わせ info@jdsa.co.jp
Facebook https://www.facebook.com/takayuki.nagata3

Exit mobile version