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若いチカラで全力取材! Discover Macadamia ― 発見マカダミア

若いチカラで全力取材!Discover Macadamia ― 発見マカダミア

若いチカラで全力取材!Discover Macadamia ― 発見マカダミア

「マカダミア・イノベーション・チャレンジ2」に参加した、日本ではヘルスフードサイエンス学科で学ぶ5人の学生が、オーストラリアのマカダミア農園を訪れた際、何を発見し、街ではどんな食文化に心惹かれたのか。帰国後に完成したレポートをもとにいろいろ語ってもらいました。

オーストラリア バイロンベイで開催したマカダミアを使用した食品開発コンテスト「マカダミア・イノベーション・チャレンジ2」に参加してくれた5人の学生。日本ではヘルスフードサイエンス学科で学ぶ5人が、オーストラリアのマカダミア農園を訪れた際、何を発見し、街ではどんな食文化に心惹かれたのか。帰国後に完成したレポートをもとにいろいろ語ってもらいました。

日本でも有名な福岡正信氏のもとで修行した農園主が、衰えていた農園を見事に復活させた話に感動しました。害虫を食べる虫つまり天敵をうまく利用することで無農薬を実現し、雑草と共存することで土を柔らかくする、など。マカダミアが生き生きと育つヒントが日本にあったということにとても驚きました。
オーストラリアの農林水産省にあたる方のお話で、「自生していたマカダミアナッツがアボリジニーの人々の貴重な栄養源だった」というお話をうかがいました。オーストラリアの自然が栄養豊富なマカダミアを育み、人間がそれを栄養源として活用する、という今も昔も変わらないこと、それも一つの発見でした。
ザ・ファームという農場では「育てる」だけではなく「食べる・学ぶ」という体験もできる。私たちの通う人間総合科学大学 ヘルスフードサイエンス学科でも「実習農場で作物を育てる」、「子供たちに食育の活動をする」、「食と栄養の教育を受ける」というように、バランスよく食のサイクルについて学んでいる。
農園で働く人たちや、案内をしてくれた人たちは、皆さんとても嬉しそうにそして自信に溢れた表情でマカダミアについて語ってくれました。オーストラリアの人にとってマカダミアナッツは、日常の食べ物であり、オーストラリアを代表する食材であるという意識が強いことを感じました。
Woolworths(ウールワース)という大きなスーパーマーケットがあり、そこで見つけた驚きが「赤いお尻のバナナ」です。オーガニックの印だそう。オーストラリアにはACO(Australian Certified Organic)という世界最高レベルの自然食品の基準があり、消費者の関心も高いことを感じました。
オーストラリアの環境保護への意識は非常に高く、環境保全や生物の多様化維持にもとても厳しい。ということを私たちが宿泊したホテルで実感。なんと殺虫剤を使わない?!というから驚きです。虫がたくさん!ですが、郷にいれば郷に従え、虫との共存を体験しました(笑)。
オーストラリアのスーパーマーケットで多種多様なリンゴを見かけました。ピンクレディやジョナサンという品種などざっと数えただけで20種類ほども!日本では見たことのない「Kanzi」や「Jazz」という品種も並んでおり、ところ変わればりんごも変わる?!「食べること」に関わる勉強をしているのでとても興味深かったです。
オーストラリアでは子供たちのビタミン不足を防ぐために、子供だけが食べていい無料の果実があります。私たちが見たのはWoolworths(ウールワース)の一角にあったバナナと洋梨。日本にも子ども食堂という制度があります。子供たちの栄養を考える取り組みは世界のあちらこちらに。子供たちの未来や食育について、改めて大切に考えていきたいと思いました。

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