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食べて美しく!今注目のマカダミアナッツオイルはスキンケアだけじゃないのです

オリーブオイルやココナッツオイル、アマニオイルなど、美容と健康にいい、良質の食用植物性油のブームが続いています。そんな中、マカダミアナッツオイルも注目度が上昇中。まずはかけるだけでOKな食用オイルを毎日の生活に取り入れてみてはいかがですか?

食べて美しく!
今注目のマカダミアナッツオイルはスキンケアだけじゃないのです

マカダミアナッツオイルは、スキンケアなどマッサージオイルやコスメオイルとして取り入れられていて、美容業界からも年々注目が高まっていますが、今回フォーカスするのは食用です。食用マカダミアナッツオイルの栄養面のメリットや、期待できる健康効果、料理での使い方から、特別レシピもピックアップして紹介します。

オイルをそのままかける食習慣が定着

最近、健康維持のために、良質のオイルをそのまま料理にかけて使う食習慣が広がりを見せています。食用油全体の栄養・健康価値が見直され、従来の加熱媒体としての使い方の他に、体に良い成分を豊富に含むオイルをかけたり、あえたりして食べる「生食」がトレンド。家庭用食用油市場も拡大しています。

毎日の食生活にこの新しいオイルの使い方を取り入れている方を中心に、少しずつ認知度があがっているのがマカダミアナッツオイル。いつもの家庭料理や食材に、ひとふりかけるだけで、より美味しく、健康的に仕上がると注目が高まっています。

テーブルオイルとして、食卓テーブルに置き、好みの酢や塩コショウと一緒にふりかけれられるという手軽さも良いですね。

マカダミアナッツオイルのすごいところはココ!

マカダミアナッツから搾った良質なオイルが、マカダミナッツアオイル。マカダミアオイルとも呼ばれます。

もともと、マカダミアナッツは実の約75%が油脂。そのマカダミアナッツを搾ってできたオイルは、ナッツ特有の香りがほのかにあり、油なのにサラリとして軽く、ギトギトしないあっさりとした味わいが特長です。数あるナッツオイルの中でも、特に風味の良さなどの理由で支持率が高いようです。

マカダミアナッツオイルは、すべての植物油のようにコレステロールゼロ。そして、一価不飽和脂肪酸が8割を超え、オリーブオイルなどのオイルと比べてもかなり高い割合を占めます。中でも、悪玉コレステロールを減らし、血管を健康に保つといわれているオメガ7のパルミトレイン酸の含有量が多いのが最大の特徴。パルミトレイン酸は加齢とともに減少するので積極的に摂りたいところ。そして、他の植物油と比べた場合、マカダミアナッツオイルのパルミトレイン酸の含有量はダントツ。植物油でパルミトレイン酸を15%以上含有するオイルはあまりありません。

マカダミアナッツオイルの主な成分:
  • オレイン酸

  • パルミトレイン酸

  • リノレン酸

  • その他

<一価不飽和脂肪酸 80-84%>
オレイン酸 60%(54~68%)、
パルミトレイン酸 19%(16~23%)、リノレン酸1-3%
出典:Akhtar; et al. (2006). “Evaluation of basic properties of macadamia nut oil”. Gomal University Journal of Research, 22: 21–27. Retrieved 2 January 2016.

【パルミトレイン酸】

パルミトレイン酸は、人の皮脂にも約1割含まれている脂肪酸です。インスリンへの感受性を高めてくれる効果が期待され、高血糖や糖尿病予防にもなるのではといわれています。パルミトレイン酸の血中濃度が高いほど、糖尿病の発症結果が低いという研究結果もあります。また、血管を強化する働きもあり、高血圧や脳卒中予防にも効果があるとされています。さらに、最近の研究では肝臓機能の改善に効果があるというものや、抗炎症作用を高める働きが見込める研究結果も。満腹感を高め、食欲を抑えてくれるので、ダイエット効果も期待できるとする調査もあります。

【ファイトケミカル】
植物に含まれる、ファイトケミカルは抗酸化作用が高く、その有効成分が様々な症状に効果が期待されています。マカダミアナッツに含まれているファイトケミカルは以下です。

  • アントシアニジン
  • プロアントシアニジン
  • レスベラトロール

【ビタミンE(脂溶性ビタミン)】
マカダミアナッツオイルに含まれている脂溶性ビタミンはビタミンE。抗酸化作用が高く、オイルの酸化を遅くしてくれる効果もあります。動脈硬化や貧血にも効果が望めます。

バランスの摂れた、美容と健康に良いマカダミアナッツオイル

油は主にオメガ3、オメガ6、オメガ7、オメガ9、飽和脂肪酸の成分で構成され、どれを多く含むかでオイルは分類されています。どれも人間の体に必要な成分ですが、過剰摂取しても不足しても悪影響を受けます。

普段の生活で、台所に常備しているオイル選びに気を配るだけではなく、お菓子やパン、ファストフードや加工食品に含まれる油の摂りすぎにも注意が必要です。ショートニングやマーガリンなどのトランス脂肪酸、精製された食物油が使われていることがあります。また、飽和脂肪酸やオメガ6系オイルは、意識せずとも日常的に摂取する食べ物に含まれていることが多いので、見直してみると良いでしょう。

脂肪酸の種類
脂肪酸
飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸
常温で固まりやすい 常温で固まりにくい
一価不飽和脂肪酸 多価不飽和脂肪酸
熱に強い、酸化しにくい 熱に強い、酸化しにくい 熱に弱い、酸化しやすい
n-9系 n-7系 n-6系 n-3系
ラウリン酸、パルミチン酸など オレイン酸、アラキドン酸など パルミトレイン酸、バクセン酸など リノール酸、γ-リノレン酸など α-リノレン酸、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)など
バター、ラード、ココナッツオイルなど オリーブオイル、菜種油、落花生油など マカダミアナッツオイルなど サラダ油、グレープシードオイルなど アマニ油、えごま油など

マカダミアナッツオイルは、パルミトレイン酸を多く含むのでオメガ7系オイルに分類されます。
マカダミアナッツオイルは熱にも強く、そのままサラダにかけて使うのはもちろん、様々な調理にも使えるのも利点です。

オイルの使い方で気をつけたいこと

●1日に摂る目安の量

1日の脂質摂取量は総エネルギー量の20〜30%が必要量(参照:農林水産省「脂質のとりすぎに注意」より)。でも肉や魚にも脂質は含まれているので、差し引くと、日本人女性の標準としては、大さじ1〜2杯くらいを目安にすると良いでしょう。

●選び方

熱・空気・光を遮断しやすいボトルに入っているもの。遮光性の高いガラスやステンレス素材など、オイルが劣化しにくいよう工夫されているボトルで販売されているものが良いでしょう。販売されている場所にも注意が必要で。また、オーガニック認定や、低温圧縮、非加熱圧縮のものはさらに高品質となります。ちなみにエクストラバージンは一番搾りの意味。果実の収穫から搾油までの時間が短いほど高品質なので、生産者と搾油者が同一だと理想的だそうです。

●保存の方法

オイルは熱や空気、光に弱く、時間とともに酸化してしまいます。酸化すると、トランス脂肪酸も発生するので、古くならないうちに使い切ること。また、揚げ物に使った後に何度も使用するのもあまりオススメはできません。開封後は1〜3カ月を目安に使い切ること。マカダミアナッツオイルは冷蔵庫推奨ではありませんが、高温多湿の環境を避け、冷暗所に保存した方が良いでしょう。

●加熱温度

マカダミアナッツオイルは沸点・煙点が210℃と高く、熱によって劣化や酸化しにくいので、揚げ物などにも使えます。ただし、植物油は加熱して高温になるとトランス脂肪酸を発生させます。加熱温度は180℃程度まで、できれば100℃以下の中温加熱が推奨されています。せっかくの高品質なオイルは、素材そのものの味や香りを楽しみながら生で使う方がオススメです。

●美容にも使える…!?

食用オイルは、ファイトケミカルや脂溶性のビタミンを残すために最小限に精製されていますが、ファイトケミカルを経皮摂取するとアレルギーを引き起こす危険性があるそうです。また、食用オイルは経皮吸収されにくく、肌の上で酸化するオイル焼けのリスクも。マッサージやスキンケアには精製された美容グレードのオイルを使いましょう。


オススメの食用マカダミアナッツオイル

自分の日常使い用から、プレゼントやちょっとした手土産にも喜ばれる上質のマカダミアナッツオイルを紹介します。いずれも日本で買えるものばかりです。マカダミアナッツオイルの原料となるマカダミアナッツの生産地は、オーストラリア産の他、ケニア産などもあります。

日清「マカダミアナッツオイル」

日清オイリオグループ(株)から、酸化しにくいよう工夫された新型フレッシュキープボトルのマカダミアナッツオイルが登場しました。145gと使いやすい量で、2018年3月に発売開始されたばかり。これで、ますますマカダミアナッツオイルが身近になりそうです。

生活の木「マカデミアナッツオイル」

低温圧搾でオーストラリア産のオイルです。90gで小ぶりの遮光瓶ボトル。まずお試しで使ってみたい時や、友人へのちょっとしたギフトにもぴったりのサイズです。オンラインショップや「生活の木」店舗で購入できます。

なふり「ファーストコールドプレスマカダミアオイル」

一番搾りで低温圧搾製法。オイル圧搾時は温度を45℃以下に保ち、ビタミンなどの栄養成分を損っていません。酸化防止剤・保存料などの添加物を使用せず、天然の素材100%。オーストラリアの工場で瓶詰めし、PROTEC社から直送。250mlでたっぷり使えます。

ブルックファーム「プレミアムマカダミアオイル」

ブルックファーム社のオイルはオーストラリア国内外の様々な賞を受賞したオイル。高品質のオーストラリア産マカダミアナッツのみを使い、プレミアムコールドプレス(低温圧搾)で一番搾りをしたプレミアムオイルです。250ml。

マカダミアナッツオイルを毎日に美味しく取り入れる方法4つ

マカダミアナッツオイルを普段の食事に美味しく取り入れる方法を4つに分けて紹介します。

【1】パンやサラダにそのままかけて

マカダミアナッツオイルは、ナッツの風味が豊かなので、そのままかけても素材の味を引き立てつつ、良いアクセントになってくれます。生野菜や蒸し野菜のサラダにはビネガーや塩コショウと組み合わせても良いですね。グラノーラや果物などとも相性抜群!和食にも意外とぴったり。冷奴や納豆、お味噌汁にかけるのも合います。ぜひ試してみてください。

【2】さっと炒めて、焼いて、揚げ物の調理オイルとして

マカダミアナッツオイルは加熱料理に強く、和食調理にも洋食や中華などジャンル問わず大活躍。肉や魚料理との相性も良いので、さっと焼くときに使うだけで、いつもの料理がワンランクアップ。普段づかいのサラダ油や菜種油、オリーブオイルなどの代わりにぜひ使ってみてください。

【3】流行のオイル漬け&はちみつオイル漬けに

最近、ナッツのオイル漬けやはちみつ漬け、はちみつオイル漬けが流行中。マカダミアナッツなどのミックスナッツとドライフルーツをマカダミアナッツオイルとはちみつ(マヌカハニーがオススメ)を1:1の割合にしていれ、漬けておきましょう。バゲットに乗せれば極上の味を楽しめます。

【4】デザートオイルとして

糖質ゼロなのに甘身が感じられるので、アイスクリームやヨーグルト、フルーツにかければ美味しいデザートに。糖質制限をしている人には嬉しいです。クッキーやパウンドケーキ、フルーツケーキや焼き菓子、パンケーキなどスイーツ作り(サラダオイルと置き換え)にもオススメです。スプーンに1杯、コーヒーやジュース、スムージーに加えるのも良いですよ。

マカダミアナッツオイルのレシピをピックアップ!

マカダミアナッツオイルの美味しさと風味が際立つ使い方ができるレシピを紹介します。

マカダミア・サラダドレッシング

シンプルだけどクセになる美味しさ。ビネガーを変えるなどアレンジを楽しんでみてもいいですね。

フェタチーズ風マカダミアのオイル漬け

マカダミアナッツで作った特製フェタチーズをマカダミアのマリネオイルに漬けます。このマリネオイルは他にも様々な料理に使えます。

マカダミアバジルペスト

材料を揃えてフードプロセッサーに入れるだけで簡単に作れるのに最高に美味しいバジルペスト。パスタや肉・魚料理にも合います。

マカダミア・アリオリソース

スペイン・カタラン地方やフランス・プロバンス地方でよく使われるソースをマカダミアナッツオイルで!

【まとめ】

そのままふりかけるだけで美味しいので、楽しく簡単に取れ入れられるマカダミアナッツオイル。熱に強いので揚げ油にも使え、酸化しにくいので常温で長期間保存が可能。コレステロールゼロのほか、パルミトレイン酸の含有率が高いので、肌の老化防止、悪玉コレステロールを抑制する働きも望めます。

マカダミアナッツオイルは、使いはじめるとキッチンから手放せなくなるオイルの一つ。ぜひ試してみてくださいね。

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