私たちが日常的に食している馴染みのあるお魚料理は数あれど、実は世界では様々なシーフード料理が進化をし続けているのをご存知ですか。今回のコラムではマカダミアナッツとシーフードが出会い、様々なアイディアから概念が破られた美味しくて美しいフュージョン料理をご紹介していきます。
口福を味わおう!シーフードとマカダミアのフュージョン料理
日本は四方を海に囲まれた漁業大国として世界でも知られる存在ですが、魚料理といえばお寿司や天ぷらに代表される定番の和食にイメージは偏りがち。
私たちが日常的に食している馴染みのあるお魚料理は数あれど、実は世界では様々なシーフード料理が進化をし続けているのをご存知ですか。
今回のコラムでは、マカダミアナッツとシーフードが出会い、様々なアイディアから概念が破られた美味しくて美しいフュージョン料理をご紹介していきます。
シーフードは繊細な風味とさまざまにアレンジ可能という特性から、多様な食材との相性は抜群。その中でも相性が際立っているのが、濃厚でバターのような風味と、歯ごたえの良さが特徴のマカダミアナッツなのです。
このシーフードとマカダミアの融合により、さらに広がる食の可能性を追求しつつ、新たなる高みを目指して生み出された魅力的なフュージョン料理は、どんな場面でも話題になること間違いなしでしょう。
パーフェクトなペアリング
クリーミーな食感とナッティーな風味で知られるマカダミアナッツは、少し加えるだけでどんな料理にも深みと豊かさを与えてくれます。
特徴でもあるバターのような風味が、シーフードの自然な甘みを引き立て、風味と食感の調和を生み出すのです。
クラストやトッピングとして、またはソースやピューレに混ぜ込むなど、マカダミアナッツを少し加えるだけで、シーフード料理に独特のアクセントが加わり、平凡な食卓に並ぶ料理を特別なものへとグレードアップさせてくれます。
エビを使ったおススメのレシピ
マカダミア入りエビと白身魚のすり身焼き、ミントヨーグルトソース
魚のすり身は様々に加工されて、私たちの食卓に日常的に上がりますが、このレシピではカレーペーストを使い、少しエスニックに仕上げています。10分ほどで作れますので、一品足りないときに副菜として重宝しそうなレシピです。
クマエビ&ローストマカダミアナッツのキンマ巻き
日本では馴染みの薄い「キンマ」(べテルリーフ)は、タイ料理では前菜の包み葉としてポピュラーな葉野菜です。
この葉にエビとローストしたマカダミアをのせれば、たちまち食のエンターテイメントのレベルが一段と引き上がります。
シンプルでいて濃厚な味わいが特徴のこの一品では、新鮮な素材と厳選されたスパイスが織りなすハーモニーがまるで魔法がかかったよう。にんにく、生姜、ガランガルが織り成す香りがジューシーなエビを引き立て、クリーミーなココナッツクリームとタイの代表的なハーブの一種カフィアライムリーフ(こぶみかんの葉)で深みと複雑さが加わります。
カリッとしたロースト・マカダミアのトッピングが美味しさを格上げし、べテルリーフに包めばひと口で食べられる手軽さで、口に入れれば瞬く間に消えてしまので、誰もが食べるそばからもっと欲しがるほどでしょう。
マカダミアソースのシュリンプ・カクテル
1970年代の頃からクラシックなパーティーレシピとして不動の地位にあり、いまだに魅力的なエビのカクテル。このレシピでは、ソースに乳製品を使用していません。オリジナルの懐かしさを保ちつつ、マカダミアのクリーミーな豊かさを加えた現代的なアレンジが特徴です。
酸味の効いたライム、爽やかなトマトペースト、そしてウスターソースとタバスコソースのほのかな風味が調和し、ジューシーなエビとクリーミーなアボカドに完璧にマッチするハーモニーを生み出します。
エレガントなクープグラスで提供すれば、このマカダミアソースのエビのカクテルは、単なるお料理ではなく、時間と味覚の旅を楽しむための至福の体験になり得るでしょう。
まとめ
マカダミアナッツとシーフードのマリアージュは、料理の世界に生まれた至福の組み合わせでしょう。
カリッとした衣からクリーミーなソースに至るまで、多用途なナッツはシーフードの自然な風味を引き立て、エレガントで満足感のある料理を生み出します。シーフード愛好家であっても、単に食事に贅沢な要素を加えたい場合でも、シーフード料理にマカダミアナッツを取り入れれば、あなたの味覚を喜ばせ、もっと食べたくなること必至です。
であれば、今すぐにでも料理という冒険に出かけて、マカダミアナッツとシーフードの絶妙な融合を堪能してみませんか?
【その他のおススメレシピ】
- カニとマカダミアナッツのコチュジャンマヨソース
- 海老、マカダミアとパクチーのワンタン(東南アジア風)
- ビール衣のフィッシュフライ、マカダミア&スパイス味
- 白身魚の香草パン粉焼き、マッシュドビーンズとタルタルソースを添えて
- サーモンとマカダミアのカルパッチョ
【マカダミアの栄養価】