お盆休みや夏休みで帰省し、小さなお子さんやおじいちゃんおばあちゃんなど家族で会う機会がある人も多いのでは。子どもから高齢者まで家族で美味しいマカダミアナッツをとことん楽しむために、注意事項やオススメのレシピを紹介します。
子どもから大人まで楽しめる
マカダミアナッツfor Kids and Family
小さな子ども達からおじいちゃんおばあちゃんまで、家族で一緒に楽しむためのマカダミアガイドをお届けします。幼いキッズとできる簡単親子クッキングや、家族の食卓にぴったりのマカダミアナッツのレシピなど、食べる際に気をつけたいことをまとめました。
育ち盛りのキッズにもうれしい栄養がいっぱいのマカダミア
バランスの良いヘルシーフードである、マカダミアナッツ。子どもがおやつとしてそのまま食べるのにも、いつもの食事やデザートに加えるのもオススメの食品です。
子どもに限りませんが、炭水化物やタンパク質、脂質という三大栄養素のほかに、その働きを調整し、補助する役割を担うビタミンやミネラル、食物繊維も充分に摂取する必要があります。
マカダミアナッツは、タンパク質や脂質、炭水化物も含まれていますが、ビタミンやミネラル、食物繊維も含まれているバランスの良いナッツです。
●マカダミアは健康的で満足感が得られる美味しいおやつ!
マカダミアナッツには食物繊維とタンパク質が豊富に含まれているので、満腹感が持続して腹持ちのいい食品です。育ち盛りの子どもにもぴったり。子どものおやつは間食、補食であり、食事と食事の間にとるもので、栄養やエネルギーを補う役割もあります。
カロリーは高いのに栄養は低いスナック菓子やジュース、ファストフードなどのいわゆるジャンクフードではなく、マカダミアナッツをおやつにすれば、より健康的な生活が送れます。
●マカダミアナッツを食育にも
近年注目されている「食育」は、子どもへの生涯に関わる最高の贈り物です。幼い頃に身につけた正しい食習慣や知識は成長してからも大きな影響を与えます。食に関する知識は生きるための基本的で大切な意識。食に対する心構えや食文化も含みます。マカダミアナッツも、オーストラリア起源で先住民の人々が貴重なご馳走や贈り物として大切に食べていたことを伝えられると良いかもしれませんね。また、子ども達とマカダミアナッツの殻割りを一緒に楽しんだり、地球儀で原産地のオーストラリアを見つけてみたり、マカダミアナッツを通して、様々な体験や学びを深める食育の機会にもなると良いですね。子どもならではの視点や発見に大人も驚くことがありますよ。
家族でマカダミアナッツを食べるときに気をつけたいこと
妊娠中から離乳食など、マカダミアナッツを摂取するときに配慮した方が良いことについてご紹介します。
●妊娠中は…
妊娠中にはナッツを食べない方が良い、という根拠はないそうです。妊娠中に食べることで、胎児や出産後、妊娠中の体調に及ぼす影響が考えられることも特にはないようです。ただし、元々ナッツ・アレルギーを持っているなら、もちろんあえてナッツは摂取しないこと。食べ過ぎ・摂りすぎにも注意しましょう。
●離乳食:ナッツはいつから食べていいの?
オーストラリアのアレルギー専門家によると、他のタンパク質食品同様、4~6カ月の乳児に、様子をみながらペーストまたはバター状のナッツを与えはじめるというガイドライン(Peanut, Tree Nut and Seed Allergy)を出しています。ピーナッツをよく食するアメリカでも、1歳未満から与え始めた方がアレルギーの発症率が抑えられるというガイドライン(Addendum guidelines for the prevention of peanut allergy in the United States)もあります。日本では、それほど一般的な食物ではないので、ナッツに関するガイドラインはありませんが、日本で離乳食を与えるのは生後5、6カ月頃からを推奨。子どもに初めてナッツを与える時には、他の初めて食べる食物と混ぜず、平日に少量で試し、様子を見た方が良いでしょう。何れにしても喉に詰まらせやすいという観点で、ペースト状にしていないナッツは3歳未満には与えないことを勧めています。
●ナッツ・アレルギー
もし、子どもにナッツ・アレルギーがあるとわかった場合は、万が一、口に入ることを避けるために、家の中に一切ナッツを置かないことが勧められています。もし、友人や親戚の子ども達が家に来る時、大勢でパーティをする時は、ナッツ・アレルギーを持っている子どもがいないか事前によく確認しておいてくださいね。
●喉につまらせないように!
消費者庁からは、加工しないナッツ類は3歳ぐらいまでは与えないようにと注意されています。(Vol.386 豆やナッツ類は3歳頃までは食べさせないで!〜「子供安全メールfrom 消費者庁」)まだ歯が生えそろっていない乳児は、固いナッツを十分に噛み砕けず、そのまま飲み込んで喉につまらせやすいことがその理由です。特に、なんでも口に入れて確かめたい月齢の頃は手の届かないところに置くようにしましょう。また、子どもの喉は未発達で気管に食べ物が入りやすいということもあります。もし、小さな破片でも気道に入ったままになってしまうと、気管支炎や肺炎を起こすこともあるそうです。
また、噛む力が弱くなってきて、ナッツを喉に詰まらせると危ないのは高齢者の方にも注意が必要です。帰省やお盆で家族が集まって食事する際には気をつけてくださいね。
いつものおやつにマカダミアをプラスするキッズ向けアイディア
そのまま食べるのも美味しいですが、普段のおやつにマカダミアナッツをプラスするだけで、栄養バランスもよくなり、よりヘルシーに食べられるアイディアをいくつか紹介します。
●フルーツと一緒に
バナナやイチゴなどのフルーツにマカダミアナッツを散らすだけ。ドライフルーツとも相性抜群です。特にアプリコット、リンゴ、レーズンなどがオススメ。
●ホットケーキと一緒に
ホットケーキミックスの生地に砕いたマカダミアナッツを混ぜて焼いても、トッピングにしても。マカダミアナッツバターにして混ぜこむのも○。蒸しパンやドーナッツにも合いますよ。
●ポップコーンにプラス
作りたての熱々ポップコーンにマカダミアナッツを混ぜて。ポップコーン用の乾燥とうもろこしとマカダミアナッツオイルで自家製ポップコーンを作るのも良いですね。
●ヨーグルトにプラス
市販のヨーグルトにドライフルーツやカットフルーツと一緒に細かく砕いたマカダミアを振りかけて。満足度が高いおやつに変身します。
●アイスクリームにプラス
市販のバニラアイスやチョコアイスに細かく砕いたマカダミアをトッピング。豆乳やカルピスを凍らせて作る自家製シャーベットにもぴったりです。フルーツを足してパフェにするのも◯。
参照:「子供向けレシピ」「子供向けのアイディア」「小さいお子さんの場合」
家族で楽しめるマカダミアおかずレシピ
育ち盛りの子ども達から、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんまで、年齢を限定せず、大勢で集まるときにぴったりのマカダミアナッツレシピを紹介します。
子どもと一緒に簡単マカダミアおやつクッキングを楽しもう
休日はもちろん、家事の合間にも簡単に準備できて、一緒に親子クッキングを楽しめるマカダミア・スイーツのレシピをいくつかご紹介します。
家族みんなでマカダミアナッツを味わおう
味や食感にクセがあまりなく、万人に好かれやすいマカダミナッツ。殻付きマカダミアナッツの割たての香ばしさを味わったり、砕いて混ぜてマカダミアバターやマカダミアミルクにしたり。焼き菓子やチョコ、アイスなどのスイーツはもちろん、おかずにも合わせやすいこと。家族みんなでその美味しさや応用力に驚き、楽しい驚きをシェアできると良いですね。