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じっとり汗ばむ梅雨時に。ハーブ香るやみつき『マカダミアンエスニック』

今回は一年を通して雨や湿気が多い東南アジアのお料理にフォーカスしてみました。マカダミアナッツは、暑い時期を元気に乗り切るために必要な鉄分やビタミンBを含んでいます。噛むほどに香り立つハーブのアロマとマカダミアナッツで疲労回復にもバッチリの組み合わせをご紹介いたします。

じっとり汗ばむ梅雨時に。
ハーブ香るやみつき『マカダミアン・エスニック』

梅雨。しとしと降る雨は大地を潤し植物をふくよかに育む一方で、湿気を含む空気は体に水分を溜め込みやすくするそうです。人は季節の影響をうけるもの、敏感な方はすでに感じ始めているかもしれませんね。ハーブやスパイス類ははるか太古の昔から利用されており、その時期に合った食材と組み合わせると体を整える作用がある、なんていう説も。今回は一年を通して雨や湿気が多い東南アジアのお料理にフォーカスしてみました。マカダミアナッツは、暑い時期を元気に乗り切るために必要な鉄分やビタミンBを含んでいます。噛むほどに香り立つハーブのアロマとマカダミアナッツで疲労回復にもバッチリの組み合わせ。梅雨時の私達の体に力を与え、心も満たしてくれる恵みのレシピの数々をご紹介します。

1.ハーブ&スパイス

ハーブやスパイスはお料理の味を複雑にし、味覚や嗅覚を刺激する食材としてとても効果的です。余計な塩分を足さずして味を整えられる点もこの時期とくに嬉しいポイント。また食材の臭み取りや腐敗を防ぐなど東南アジアの熱帯気候に適した役割を持つハーブがエスニック料理にはふんだんに使われています。レシピにもよく登場するハーブやスパイスを少し深堀りしてみましょう。

【アジア料理の主なハーブ・スパイスとその特徴】

・唐辛子
種類は3,000以上もあるといわれている。カプサイシンは水より油に溶ける性質があり、油で炒めると辛味がさらに引き立つ。カプサイシンによりエネルギー代謝を活発にし、血流改善、むくみ改善、唾液の分泌促進

・コリアンダー・パクチー・香菜
茎と根っこは香りが強く炒めものや出汁を取るときにおすすめ。葉の部分はサラダや揚げ物の付け合せに。胃腸の働きを助ける、ビタミンC、鉄、デトックス。ちなみに呼び方はタイで語では「パクチー」、中国名は「香菜(シャンツァイ)」英語名は「コリアンダー」ほかスペインでは「シラントロ」と様々

・ホーリーバジル
別名ガパオ。生食はせず炒めると芳香さがアップ、カロテンやカリウムを多く含む消化促進作用、抗菌作用

・レモングラス
肉や魚の臭み取り、トムヤムクンの香り付けにマスト、香りが強い根っこは叩いて使用、胃腸の働きを刺激し、消化を促す作用が期待される。ミネラル、カリウム、強い殺菌効果、風邪予防

・こぶみかんの葉
光沢のある葉が特徴的、固いので食べるのではなく風味付けに使用される。ライムのような爽やかな風味、臭み消し、ビタミンC、抗酸化作用

・ミント
肉の臭み消し、清涼感のある香り付け、メントールには殺菌作用

・クミン
熱することで深いナッティな香りを発する、嗅覚を刺激し胃酸の分泌を活発化し食欲増進

・クローブ
ほのかに甘さを感じる香り、肉類だけでなくフルーツとの相性も良い、口臭予防

・カルダモン
ぴりりとした辛味と苦さ、コーヒーやホットミルクに粉末を入れて飲むのもおすすめ、消化作用を促進、発汗作用

・ターメリック
別名ウコン、イエローカレーの色付け、抗酸化作用

スーパーでも気軽に手に入るものを中心に、それぞれに期待される効能と合わせてご紹介してみました。このあと登場するレシピにもふんだんに使用されているので是非お好みのハーブやスパイスを見つけて作ってみてくださいね。ただしハーブのなかには体調に影響を及ぼすものもあります。特に小さいお子様、妊娠中の方や基礎疾患がある方、服薬中の方、ペットを飼っている方などはむやみに使用せず医師に相談してくださいね。

1.マカダミアとのコラボで美味しさアップ

実はハーブやスパイスは、癖がなく品のある甘みをもつマカダミアナッツとの相性がとても良いことをご存知でしたか?クランチーな食感と香味高いハーブを一緒に口の中でマリアージュさせると、なんとも奥行きのある味へと変化していくのです。

マカダミアも夏に向けたこの時期にこそ補給したい栄養素をたくさん含んでいますので、ハーブやスパイスと組み合わせることでさらに多角的に体にアプローチすることができるのです。

【暑い時期に特に嬉しいマカダミアの栄養素】

✔疲労回復に効果のあるビタミンB群

抗酸化作用により、免疫力をサポートし、紫外線から肌を守り、シミやシワの発生を抑えます。

✔塩分を排出する機能があり、体内をちょうどよい塩梅に調節してくれる作用のカリウム

✔貧血ぎみの方に→ビタミンCと合わせて摂取するとより体内への吸収率アップ

✔梅雨時の頭痛に悩まされる場合はマグネシウム

3. 実践!『マカダミアン・エスニック』元気レシピ

辛味と酸味と甘みの融合が楽しめるエスニック料理とマカダミア・ナッツの相性は言わずもがな抜群。使用ハーブ:コリアンダー、ミント、ガランガルなど

マカダミア入りエビと白身魚のすり身焼き、ミントヨーグルトソース

コリコリとしたマカダミアの食感がアクセント

初夏にぴったりのグリーンパパイヤとマカダミアのサラダ

干しエビの旨味と辛味が野菜とよく絡む!

クマエビ&ローストマカダミアナッツのキンマ巻き

仕上げにナッツをパラリ、爽やかなライムをキュッと絞って

爽やかな香りのレモングラスをメインに使ったオススメレシピ 使用ハーブ:レモングラス、コリアンダー

レモングラス、牛肉とブロッコリーのマカダミア炒め

こってりとした味付けでゴハンもすすみます

海老、マカダミアとパクチーのワンタン(東南アジア風)』

粗みじんのナッツの食感とぷるんとしたワンタンが絶品!

牛肉の串焼きとマカダミアのピリ辛ソース

ピリ辛ソースがガツンとお肉を引き立てる!

湿気が多く、体内にも水分がたまりやすい梅雨。発汗作用と利用作用のあるスパイスたっぷりのエスニックカレーもおすすめです。

マカダミアナッツと豆腐のラクサ(ピリ辛スープカレー麺)

トッピングのハーブ類はお好みで!

エスニック エビ・マカダミアカレー

エビ全体に旨味が絡み、染みたご飯がまた最高

まとめ

四季の移ろいとともに毎年やってくる梅雨や湿気。少しでも嫌にならずに過ごせる工夫ができたらいいですよね。疲れも溜め込みやすいこの時期は食卓に香り高いハーブやスパイスのお料理を並べてみてはいかがでしょうか?お腹を満たししっかり睡眠をとり、この時期を乗り越えてこのあとやってくる暑い夏に備えましょう!

 

参照:https://www.thailand.or.jp/hurb/index.html

参考書籍等:
・『ビタミン ミネラルの本』吉川敏一 つちや書店
・『旬の食材別巻:ハーブ&スパイス図鑑』講談社編
・『ハーブの秘密』ジル・ディヴィーズ
・『わたしを整えるハーブのめぐみ』幻冬舎

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