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キーワードは「やさしさ」!2021年のフードトレンド10

2020年を振り返ってみると、パスタソース、レトルト食品、カップ麺、小麦粉、納豆が売り場から姿を消したり、レストランの料理をテイクアウトやデリバリーで楽しめるようになったり、手作りパンブームにタルゴナコーヒーなど、食に大きな変化があった一年でした。2021年にはどのようなフードトレンドが登場するのでしょうか?オーストラリア・マカダミア協会の希望を込めた予想をお届けします。

キーワードは「やさしさ」!2021年のフードトレンド大予測!
10の注目キーワードをご紹介

マスク着用のまま2021年になり、疲弊した心と体をやさしさで包んでほしいと感じませんか?2021年のフードトレンドの原動力は、ずばり、地球と他者と身体に対する「やさしさ」にあるようです。
2020年を振り返ってみると、パスタソース、レトルト食品、カップ麺、小麦粉、納豆が売り場から姿を消したり、レストランの料理をテイクアウトやデリバリーで楽しめるようになったり、手作りパンブームにタルゴナコーヒーなど、食に大きな変化があった一年でした。
さてさて、2021年にはどのようなフードトレンドが登場するのでしょうか?オーストラリア・マカダミア協会の希望を込めた予想をお届けします。

#1. おうち料理 Home Cooking

ステイホーム生活により、これまでの食生活を見直したという方も多いのではないでしょうか。ただし、家族全員分の料理を毎食作らないといけないといった義務感が高まると料理の楽しみも失われがちです。そんなときは、マカダミアナッツなどいつもと違う食材を取り入れるなど、日々の料理に楽しみを少しプラスして、家族にやさしく、身体にやさしい料理を作りたいものです。

#2. コンフォートフード Comfort Food

コンフォートフードとは、ほっと安心でき、心にやさしく響く家庭料理のこと。肉じゃが、おでん、シチューなど、定番の家庭料理で少しでも癒されたいという思いは世界共通のようです。どんな料理に安心を覚えるかは人それぞれですが、オーストラリアの代表的なコンフォートフードといえば、マカロニチーズやマッシュポテト、アップルパイやプディングなど、いずれも高カロリー…。巣ごもり太りへの不安から、植物性ミルクや白砂糖の代わりになる代替甘味料など、健康志向にアレンジされたレシピに注目が集まっています。

マカダミアナッツを使ったヘルシーなコンフォートフードレシピ

マカダミアホットミルク

スパイスで身体の芯からほっこり。心も身体も温まる簡単ホットドリンク。

しっとりザクザク食感のヘルシーバナナマカダミアブレッド

砂糖と小麦粉を使わない、ヘルシーバナナブレッド。ザクザク食感が楽しい。

マカダミアバターを使ったブレッド&バタープディング、ジンジャーチョコレート味

グルテン、乳製品不使用のヘルシーデザート。冬の寒い時期にぴったり。

#3. フレキシタリアン Flexitarian Diets

「フレキシタリアン」とは、基本はベジタリアンだけれど、時と場合によってお肉やお魚も食べる、肉食に対して柔軟(フレキシブル)なベジタリアンのこと。「ゆるベジ」とも言われます。環境への影響を減らしながら、食生活の多様性を高めることができるので、厳格なビーガンからフレキシタリアンにシフトする人々も増えているようです。地球・他者・自分にもやさしいサステナブルな食事術、マカダミアナッツと一緒なら無理なく続けられそう!

マカダミアナッツを使ったストレスフリーなフレキシタリアンレシピ

マカダミアナッツとチキンのフレキシタリアンバーガー

お肉とマカダミアナッツのヘルシーパテ。マカダミアを加えて風味、食感、栄養価をプラス。

カリカリ皮だけベイクドポテト、マカダミア、ベーコン、ルッコラ、ブルーチーズ味

中をくりぬいてカリカリに焼いたベイクドポテトがたまらない一品。

ジャンボマッシュルームのロースト、マカダミアフェタチーズ、ほうれん草のソテーとトマトソース詰め

クリーミーなマカダミアフェタチーズの相性は抜群。

#4. グローバルに考え、ローカルに食べる Think Global, Eat Local

お金を地域社会に還元して地元農家や企業をささえようという「やさしい」気持ちの高まりから、よりローカルな食品やサービスが注目されるでしょう。
地元産の食材を選べば、生産地からお皿までのフードマイルを最小限に抑えることができ、食べることによる環境への影響を減らすことができます。オーストラリア在住者なら、オーストラリア原産のマカダミアナッツをせっせと食べて、オーストラリアの農家を支援してくれるはず!

#5. 食事から温暖化対策 Climate Diets

温暖化対策には、リサイクル、アップサイクル、ゴミの削減、レジ袋有料化など、種々ありますが、食生活を変えることで環境負荷を減らし、気候変動に対抗しようという動きはこれからさらに加速しそうです。肉類の摂取を減らす(生産過程で温室効果ガスを排出するため)、地元産の野菜類を多く食べる(フードマイレージが少ないから)、ゴミを全く出さない商品の開発など、将来の世代と地球のために消費者、生産者、企業それぞれの工夫と努力が求められています。

#6. ローフード Raw Food

ローフードとは生の食べ物のこと。食材を調理せず、できるだけ自然に近い状態で食べることで、植物の酵素や栄養素をそのまま丸ごと体に取り入れようという食事法です。太古の昔から存在するスーパーローフードであるオーストラリア産マカダミアナッツで、身体にやさしく!

#7. プラントベース Plant Base

マカダミアミルクやマカダミアバターに代表される植物性の乳製品や代替肉など、健康意識の高まりからプラントベースの代替食品に注目が集まっています。アレルギーや信仰にかかわらずみんなが楽しめる「やさしい」ところが、多様性を受け入れることが尊ばれる時代の空気としっくり合わさった、まだまだ伸びしろを感じられる分野です。

マカダミアを使ったアイデア代替レシピ

マカダミア・マヨネーズ

マカダミアオイルを使ったマヨネーズに、レモン果汁とタバスコを加えるとさらに美味しさアップ。

マカダミア・アイオリソース

不飽和脂肪酸を多く含むマカダミアオイルでヘルシーなアイオリソース。

マカダミアバター

口の中でさっと溶ける感覚と、鼻に抜けるナッツの香りはクセになる美味しさ。

#8. ナッツオイル Nut Cooking Oils

#7. プラントベース Plant Base
オリーブオイルの良さは誰もが認めるところですが、そろそろオリーブオイルにもライバル出現の予感です。オメガが豊富に含まれた「ナッツオイル」には、健康づくりに欠かせない栄養素と良質の脂質がたくさん!くるみオイルやパンプキンシードオイルは、ナッツの風味がいつもの料理に楽しさをプラスしてくれます。ほのかな甘みが特徴のマカダミアオイルは、悪玉コレステロールを減らし、血管を健康に保つといわれているパルミトレイン酸を豊富に含んだオメガ7系オイルで、熱にも強く、そのままサラダにかけて使うのはもちろん、様々な調理にも使える身体に「やさしい」オイルです。

#9. アップサイクル食品 Upcycled Foods

「アップサイクル食品」とはフードロス削減のための取り組みで、食品の製造過程で出る、放っておけば生ゴミとして廃棄されてしまう食材を加工し、付加価値をつけて販売する商品のこと。たとえば、ビールの搾りかすからシリアルバーを作ったり、規格外の野菜や果物をヘルシーなお菓子に生まれ変わらせたり、もったいないスピリットをもった地球に「やさしい」スタートアップ企業が増えそうな予感です。

#10 希望 HOPE(まとめ)

2021年はどうなっていくのか、2020年の爪痕がそう簡単に消えることはないでしょうし、辛い現実が待っているかもしれません。それでも、晴れない雨はありません。「希望」という言葉が世の中のトレンドになることを信じて、一日一日を大切に、やさしい気持ちで前向きに過ごしましょう!

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