生産者たち~Garth Templeman

Garth Templeman
(ガース・テンプルマン)

ガースは新聞印刷界で15年間働いた後、新しいものへの挑戦として、マカダミア栽培に足を踏み入れました。とは言っても、全くの新入りだったわけではありません。家族が長年マカダミアの栽培を手掛けていて、ガースも毎年休みになると、収穫期の手伝いをして過ごしていたからです。家族が所有していた農園を両親から買い入れ、その農園の歴史を知っていたので、この産業に手を染めるのには自信があったと言います。しかしそれでもなお、学ばなければならないことがたくさんあったと認めざるを得ません。「僕が農園にいたのは、両親が所有していた間の一番忙しい時期だけだったんです。でも事実は、農園はシーズン・オフでも同様に忙しいんですよ。農園での仕事というものは、結果としての製品が確実に水準に達するようにするために、すべて大切なことなのです。」

ガースは根覆いや肥料と同様に、オーストラリア原産の蜂を果樹園中で使って、自然な方法で土壌を改良しています。土に手を掛けることは、地球のためにも将来の皆の家族のためにもより良いことであると、強く信じているのです。ガースの農園での典型的な1日は、8時頃に始まります。「それより早く行っても、意味がないんですよ。草がまだ少し湿っていて、そうなると機械をうまく作動させることができませんからね。」と彼は言います。

マカダミアを楽しむ最高の方法としては、ガースには妥協を許さぬお気に入りがあります。「ローストをして、塩を振ったもの。美味しくないはずがないですよね。」