体型維持のために

マカダミアナッツでスリムに

ナッツは太らない

ナッツには脂肪分が多いため太りやすい食品だと思われていますが、実はそうではありません。むしろ、ナッツを適度の食べ、健康的にカロリーコントロールされている食事を続けることは体重を減少させることにつながることが研究で明らかになっています。なぜならナッツは満足感が高く、血糖値もあげないことからインスリンは急上昇しにくく、その結果、空腹感を抑制するから、と考えられています。ナッツは太りやすいというのは、脂肪が多い食品は太る、という誤解から生まれています。最近では、われわれの体重は脂肪分やオイルを摂取したらすぐ増加する、という単純なものではなく、摂取カロリーと運動量に関連することが分かっています。ナッツのように自然由来のオイルを含む完全食品は、脂肪分の多い加工食品やバターをたっぷり使ったケーキとは身体に与える影響が異なります。もしあなたがダイエットをしていても、毎日片手一杯分のマカダミアを食べても問題ありません。栄養分の少ないケーキやビスケット、ポテトチップやクラッカーを食べるのなら、代わりにマカダミアを食べる方が理想的です。それによりダイエット全体の質が高まります。

米国で1万3千人を対象に行われた調査では、ナッツ(マカダミアを含む)を食べる習慣のある人の方がより質の高い食生活を送っており、栄養状態も良いことが分かりました。この調査の執筆者は、健康的な食事の一環としてナッツの消費を推奨すべきだと結論づけています。

ナッツを食べながら体重を減らそう

体重を減らすには、摂取カロリーを減らし、運動など身体を動かすことでカロリーを燃焼することが大切です。体重を減らすにはカロリーを上手にコントロールし、健康的な生活には栄養価の高い食品を食べることです。この2つの大原則を組み合わせにより、よりスリムで健康的でハッピーなあなたを手に入れることができるのです。

つまり、健康的に体重を減らすには、栄養価の少ない食品を食べる機会を減らし、十分に栄養のある「コア・フード」と呼ばれる食品を食べることです。例えば、全粒粉、野菜、豆類、脂肪分の少ない肉と魚、脂肪分の少ない乳製品、フルーツ、マカダミアのようなナッツ、種、ヘルシーなオイルなどが良いでしょう。そしてもちろん、身体を動かしアクティブな生活を送ってください。

マカダミアは栄養たっぷりのコア・フードで、カロリー摂取分に見合う高い栄養価を提供してくれます。味も美味しいので、美食を我慢しているという気持ちにはなりません。脂肪ゼロだけど味もなく辛いだけのダイエットは忘れましょう。しっかり食べて健康的に体重を維持し、その上楽しいのならば長続きします。

マカダミアはどの食品群に入るの?

多くの国が食品を食品群に分けており、健康のため毎日全ての食品群から満遍なく食べるように推奨しています。体重を減らすことを目標としている人でも、たとえ食べる量は減らしても適切な栄養と健康な心臓を維持するために全ての食品群を満遍なく食べることが重要です。マカダミアを含むナッツは、肉のグループもしくはその代用品(肉を食べない人向け)に分けられます。マカダミアはベジタリアンなど、肉を食べない人にとってぴったりな代用品となります。また、健康的なオイルのグループに区分けされることもあります。

食品群

  • 野菜、豆類
  • 果物
  • 穀物を使った食品(全粒を含む)。パン、シリアル、米、パスタ、麺、ポレンタ、クスクス、オーツ、キヌア、麦
  • 赤身の多い肉、鶏肉、魚、卵、ナッツ、種、豆類
  • ミルク、ヨーグルト、チーズ、またこれらの代用品

 

以下のサイトでは、さらに詳しい情報をご覧いただけます。

www.nhs.uk/Livewell/Goodfood/Pages/Healthyeating.aspx (UK)
www.hc-sc.gc.ca/fn-an/food-guide-aliment/index-eng.php (Canada)
www.choosemyplate.gov/food-groups/ (USA)