Jodie & Michael Cameron
（ジョディ・キャメロン
＆マイケル・キャメロン）

ジョディ・キャメロンとマイケル・キャメロン夫妻は、果敢にも都会での暮らしや多忙な会社勤めと引き換えに、現役の、商業用キッチン付きのマカダミア農園を購入することで、クイーンズランドのフレーザー・コーストでの自由を手に入れました。マイケルはグーンディウィンディの近くの有機小麦農場出身で、田舎で育ちましたが、ジョディの方は最初、農業に代わることについては自信がありませんでした。「最初マイケルがマカダミア農園を買う話を持ち出した時、私は田舎が好きなので興味をそそられましたが、それが本当に自分に合った仕事かどうかについては、確信が持てませんでした。」とジョディは語ります。「そうしたら、この農園には商業用のキッチンがあることがわかったんです。それですべてが決まりました。自分にとってのここでの未来が見えて来たんです。農業をするだけでなく、キッチンを使って自分の独自の製品が作れますから。」

何年かが経って夫妻は現在、マカダミアを栽培し、収穫し、殻から取り出し、それを美味しくて健康に良い、グルテンフリーの「ベアナッツ」という商標名のマカダミア製品を製造するのに大忙しです。しかしそれは、険しい学習過程であったと言います。「マカダミア栽培にも『ベアナッツ』製品の開発にも、たくさんの試行錯誤がありました。私達の場合は、すべてを1から学ばなければなりませんでしたからね。」

田舎で育った経験からマイケルは農業経営の方に忙しく、それは2000本の成樹がある果樹園と5000本の苗木が植えられた苗床を含んでいます。一方ジョディの方はほとんどの時間はキッチンにいて、「ベアナッツ」を開発し、全ての製品を手作りしています。そしてさらに新しいレシピや味を試したりしています。

今やふたりのブランドは、特に自分達の食べる物がどこで作られるのかに関心を持つ、健康重視のグルメ達の間で、忠実な愛好者層を獲得しています。2017年にジョディは名声のある「オーストラリアン・フード賞」に「ベアナッツ」の製品を数点出品したところ、「ベアナッツ・レモン・マートル・マカダミア」が完璧なスコアで金メダルを獲得。得点掲示パネルは100点満点中の100点を示し、「適度の噛み応えと豊かな味わい、レモン・マートルがバランス良く使われ、塩味の加減もちょうど良い。」と発表されました。シンプルでありながら美味な製品に対しての、何と素晴らしい結果でしょうか。

ジョディとマイケル又は「ベアナッツ」の購入についてもっと知りたい方は、ふたりのウェブサイトをご覧下さい。