ナッツラバー必見!
ヘルシーで楽しいナッツライフを送るために知っておきたいこと
天然の健康食品として、太古から重宝されているナッツ。最近、その魅力があらためて注目されています。実は、ナッツは野菜や果物と同じように、毎日摂ることが望ましい食物。ではどのナッツがいいのでしょうか?どれもいいならどんどん食べてもいい?太らないの?などの疑問から、多種類のナッツをミックスで食べたい方への注意点までお届けします。
ナッツの魅力とは?どのナッツが一番なの?
実は「どのナッツが一番良いのか?」という質問は「どの野菜が一番良い?」「どの果物が一番良い?」と聞いているようなもの。どのナッツにもそれぞれの良さがあり、比較してランキングをつけるのはナンセンスです。
ですが、「そのナッツの一番」を語ることならできます。それぞれのナッツで特に多く含まれている栄養素をご紹介しましょう。
それぞれのナッツのいいとこ取りをしよう!
天然の森の恵みとして重宝されてきたナッツは、どれも豊富な栄養素を含んでいます。独特な食感や特別な調理なしでも食べられ、保存も簡単な点も共通。しかし、それぞれ、ほかのナッツよりも突出して多く持つ栄養素や特徴があります。
アーモンド…ビタミンE、カルシウム
抗酸化作用があり、脂肪を燃焼させ、心臓を健康に保ち、肌の状態を良くしてくれるなど様々な効用があるビタミンEを含有。カルシウムも豊富なので乳製品を避けている人にも◎。
カシューナッツ…マグネシウム、鉄、亜鉛、たんぱく質
マグネシウムが豊富で、片手1杯で1日の必要量の1/4が補えます。また、片手1杯のカシューナッツには鉄、亜鉛の1日の必要量の12%も含まれています。たんぱく質も豊富なナッツです。
クルミ…オメガ3脂肪酸
血管を健康に保ち、炎症や LDL コレステロール(悪玉コレステロール)を減らしてくれるオメガ3脂肪酸が特にたくさん含まれ、クルミ30gで1日の必要量100%が取得できるほどです。
ブラジルナッツ…セレン
心臓病のリスクを減らしたり、免疫力を高めてくれる、抗酸化作用があり、免疫力を高めるといわれているセレンの含有量がたっぷり。1日たったの2粒で、必要な摂取量を100%補えます。
マカダミアナッツ…一価不飽和脂肪酸
ヘルシーな油分である、パルミトレイン酸やオレイン酸などの一価不飽和脂肪酸の含有量が最も高い食べ物の一つです。心臓病のリスクを軽減し、糖尿病管理にも役立ちます。
世界のナッツ:
https://australian-macadamias.jp/column/nuts-in-the-world-and-macadamia-in-many-language
ナッツは高カロリー!?食べ過ぎで体重増加か気になる…
栄養価が高いなら、どんどんたくさん食べればいいような気がしてしまいますが、ナッツの摂りすぎで怖いのはやっぱりカロリーオーバー。包装袋のカロリー表示を見て、ポテトチップと同じくらいあることに驚いたことのある人も多いのでは。
でも、ナッツは食物繊維が豊富で、完全に消化される前に排出されやすいこと、さらに、ナッツに含まれている脂肪を身体が全て吸収するわけではないことが、専門家の研究でわかってきています。
また、たんぱく質も豊富なナッツを消費すると満腹感を感じるので、食欲をうまくコントロールしてくれるのに役立っているのでは、ということも。
多くの調査では、ナッツを適量食べている人は太りにくく、体脂肪も少ない結果が出ているのです。
ローストナッツはさらに高カロリーになるの?
カロリーを気にするなら、ローストされている加工製品は避けた方が良いのでしょうか。
実はナッツは密度が高いので、料理油の吸収率はたったの2〜5%。それで脂肪量が増加したり、質が変化したりすることはないので、あまり気にする必要はありません。
それより、摂りすぎで気をつけるべきは味付けに使われている塩分!そのまま食べるなら、塩で味付けされたものはなるべく避け、ノンソルトやローソルトのタイプを選ぶ方がオススメです。
ミックスナッツのススメ
特にこれを強化したい、この栄養素を積極的に補いたい、という目的がないなら、さまざまな栄養をバランスよく摂るために、ミックスナッツを食べるのも良さそうです。
この時に気をつけるのは、全体量。全部で30g、片手一杯分くらいにしましょう。
質の良いナッツを別々に買って、1日分を小分けにして、密封袋などに入れて持ち歩くのもオススメですよ!その日の気分や体調、好みに合わせてベストバランスを見つけましょう。一つずつゆっくりかみ砕いて味わうのも素敵ですし、一緒に食べた時の食感やハーモニーを楽しむのも良いですね。
【まとめ】
一度ナッツの魅力にハマると、いろいろなナッツを試してみたくなり、比べたり、いろいろな組み合わせで一緒に味わったりしてみたくなるナッツラバーも多いようです。マカダミアナッツも、さまざまなナッツとの組み合わせにトライしてみると、より充実したナッツライフをおくれるかもしれませんよ!