マカダミアナッツオイルを使用している、 自然療法サロン“ナチュロパ”に伺いました。
サロン代表の三村さんに セラピストさんの視点から“美容と健康”についてのお話をしてくださいました!
アイリーン&エリカさんはマカダミアナッツオイルを使った施術をプチ体験♪
参加メンバーリスト
三村博子さん
ナチュロパ代表、ボディワーカー&アジアンセラピーセラピスト、日本アロマ環境協会(AEAJ)認定アロマテラピーインストラクター、日本メディカルハープ協会(JAMHA)認定ハーバルプラクティショナー美容雑誌の広告編集等、会社員と並行してタイ古式マッサージ等を学び、サロン修行の後自宅サロンを開業、その後ナチュロパを開店。ナチュロパではサロンワークを中心に、アロマセラピーやメディカルハープ講座の講師も務める。2008年男児を出産し自然派育児を実践中。
自然とのつながりを取り戻す、ナチュロパシー”
三村さん: サロンでは、同じ志のセラピストがさまざまな場所で技術を学び、それらを生かした施術を行っています。ですからお客様の好みや体の状態に合わせてそれぞれの施術を組み合わせることができます。サロンのほかにショップ、スクールをやっています。ショップでは病院に行くまでもない不調や、自分でケアするための自然療法に役立つようなものを取り揃え、スクール、ワークショップでは、それらを活用するようことをやってます。
ヒガリン:女性のための“ナチュロパシー”とは何ですか?
三村さん:一般には、みなさんが自らもっている自己治癒力を高めてあげることによって、自分自身を調整する療法です。そのなかに、手技療法や植物療法、食事療法があるのですが、ただ私自身はそれだけではないと思っています。ハーブとかアロマは“ツール”でしかなくて、それを体の中に取り入れることによって心も体も自然のリズムを調整し、自然とのつながりを取り戻すためのものじゃないかなって思います。
種子を圧搾して作った、“100%オーガニックオイル”
ヒガリン: “ナチュロパ”では、どのようなコースがありますか?
三村さん:全部で5コースあるのですが、オイルを使う施術が3つ、オイルを使わない施術が2つです。そのうちマカダミアナッツを使用しているのが“大地と繋がりココロの元気を取り戻すコース”と“オイルでしっかり流してほぐされるコース”。
ヒガリン: 三村さんがされている施術はどういったものですか?
平野先生:私は、2コース担当しているのですが、“固まったカラダを伸ばし、気を整えるコース”においては、もともとタイ古式マッサージのセラピストからこの世界に入ったので、わりとストレッチングが多く、ベッドの上でタイ古式マッサージの良い部分を残しながらボディワークというアメリカのロルフィングなど、構造を整えたり、脳神経に刺激を与える独特な分野の良いところを取り入れながら、体を全体的に整えていくことをしています。もう一つは“オイルでしっかり流してほぐされるコース”は、バリニーズを元にしてるのですが、いわゆるアロマトリートメントのように、やさしくやさしくマッサージするっていうよりは、しっかり筋肉をとらえて、しっかりほぐして流します。
マカダミアナッツオイルは粘性が高いのでしっかり筋肉をとらえられるので私は好きで使ってます。
ヒガリン:マカダミアナッツオイルは、種子を圧搾した100%マカダミアナッツですよね?
三村さん: 私たちはフランスのメディカルアロマのゼフィールというところのオイルを使用しています。フランスでは医療で使われており、フランス薬局法によって使用する植物の状態や精油を抽出するときのお水の質とか全て規準が決まっています。ですから、とても質の良いオイルを使っています。
ヒガリン: マカダミアナッツオイルの特長は何ですか?
三村さん:老化とともに失われるパルミトレイン酸が豊富なので、オイルを使うと肌がすごくしっとりしますよ。
しっとり感をお客様も実感されていますね。オイルって “ネトネトする”とか、“テカる”イメージをお持ちの方が多いんですよね。だけどマカダミアナッツオイルは、少量でとても伸びが良いので、施術が終わった後も拭き取らないんです。
皮膚に浸透しているのでお背中をふき取るくらいで、あとは気になるところを拭いていただくくらいです。
ヒガリン:サラっとしたかんじですか?
三村さん:しっとりですね。全身クリーム塗ったような状態になります。
ヒガリン:マカダミアナッツオイルを付けてみていいですか?
三村さん:もちろんです。
〜ここで、マカダミアナッツオイルを試してみました。〜
三村さん:オイル20mmに精油を4滴(1%濃度)入れます。
ヒガリン:ほんと、しっとりしてますね♪
三村さん:他のオイルと比べると違いがわかると思いますね。匂い自体もほとんどないですね。料理用のオイルと施術用のオイルとで精製方法が違うと思うんですね。料理用は香ばしい香りがします。精製しない方が栄養価は高いのですが、精製した方は肌に対してやさしいです。
ヒガリン:柔らかくって、もう肌になじんできました♪
三村さん:ショップでも販売しているのですが、スキンケアでご自分のセルフケアにお買いになっていただく方もいらっしゃいます。なかでもマカダミアナッツオイルは人気ですね。洗顔後、芳香蒸留水とオイルの2ステップだけで良いのですが、それに変えた方は“肌が生き生きしてきた”とおっしゃてます。オイルは凄く大切だと思っています。私たち人間の60兆個からできている細胞膜はリン脂質からできていて、その油が酸化してしまったり、弱かったりすると体が弱くなったりアレルギー体質になるので、塗る油も食べる油も“質”はすごく大切。
マカダミアナッツオイルは、酸化もしにくいオイルなので使っていただくと、細胞が元気になる感はあると思いますね。
マカダミアナッツオイルを使って、肌全体が元気になって行くことで、気になされている肌のトラブルが良い方向へ向かいます。細胞というのは代謝が良くなってくれば生まれ変わりますから、細胞全体が生き生きしてくるのを実感できると思います。
小さな子ども、妊婦さんにもやさしいオイル
ヒガリン: お子さまに付けてもだいじょうぶですか?
三村さん: はい、大丈夫です。私も1歳3カ月の子どもがいるのですが、0歳児の頃から使ってます。私はマカダミアナッツオイルが好きなので、マカダミアナッツを使ってマッサージをしてあげてます。
ヒガリン:うらやましいですね!
三村さん:6歳くらいまでは皮脂が少ないんですね。 だから子どものスキンケアにオイルは とても良いんですよ。特に冬場はいいですね。シアバターと混ぜてクリームを作ったりしますよ。手作りのワークショップもやってますので。
ヒガリン:こちらのワークショップは気軽に参加できますか?
三村さん:もちろんです。最近私たちのサロンは場所柄、妊婦さんやお母さんが多いので、そういう方たちが使いやすいものをワークショップでやってます。
ヒガリン:妊婦さんにも効果的ですか?
三村さん:はい。例えば、妊娠予防線。乾燥すると妊娠線ってできやすくなるので。
ヒガリン:顔に付けてもだいじょうぶですか?
三村さん:目の回りも大丈夫です。
ヒガリン:顔に塗るタイミングは?
三村さん:乳液・クリームの替わりに毎日朝晩。マカダミアナッツオイルは浸透性が高いので朝使っていただいても 化粧下地としても、ベタベタしませんよ。5円玉分くらいの大きさを目安につけてください。芳香蒸留水などを塗ったあとにオイルをつけるのがいいですね。お風呂上がりすぐだとオイルのみでOKです。
オイルとセラピストの“押すパワー”で、心と体のリズムを整える
ヒガリン:施術を受けていくことによって、心と体の気づきというのはだんだんできてくるのですか?
三村さん: できます!私たちは特別に何かをしているわけではなく、お客様のお手伝いをしているだけです。施術の他にも、生活スタイルの改善法などのお話をさせていただいています。
ヒガリン:色々なアドバイスもしてくださるのはうれしいですね。
三村さん: マカダミアナッツオイルの素晴らしさを実感していただいて、自然の力の素晴らしさをわかっていただけたらなと思います。
ヒガリン: 三村さん、最後に一言お願いします!
三村さん:妊娠中の方のケアをやらせていただいていることと、お母さん自身がリラックスすることが胎児にもとても良いですし、体の滞りを取り除くことで血流もよくなり、腰痛やむくみも改善することができます。また、来たる更年期に向かって整えることができます。ケアをすることで全然違いますよ。冷えをそのままにしていた方は、のぼせがひどくなったりします。ちなみに私つわりはゼロでした。玄米を食べていたこともよかったのだと思います。
ヒガリン: なるほど〜!ありがとうございました!
自然治療のサロン “ナチュロパ”
植物のチカラを始めとした自然のチカラを健康と美容のために役立てて欲しいと願う、薬剤師とセラピストが作ったサロン。
2016年1月現在:自然療法のサロン「ナチュロパ」は閉店しています。
この記事は、2010年4月に行なわれたイベントレポートを再編集して掲載したものです。