寒い冬にマカダミアが必要な5つの理由
澄んだ冬の空気は気持ちが良いものです。でも底冷えするような寒さに心が折れてしまいそうになる日だってありますよね。マカダミアには冬を楽しく健康に過ごすために必要な栄養素が実はたくさん含まれているのです。寒い冬にこそマカダミア、これ新常識です!
寒い寒いとつい猫背になってしまう冬。外に出たくない、動きたくない、とつい億劫になってしまいお家で丸くなりがちです。そんな寒さが苦手な方にこそ毎日のマカダミア習慣がおすすめ。マカダミアナッツには寒さにも負けない体つくりに必要な栄養がたっぷり含まれているのです。冬にマカダミアを食べるべき5つの理由、さっそく紐解いていきましょう。
1. 腸活にはマストな不溶性食物繊維を含んでいる✔
いつもなら歩く距離も寒いとつい車移動が増えてしまうこの「寒くて動かない」運動不足の負のループによりちょっぴり便秘がちという方も多いのでは?マカダミアナッツには整腸作用のある不溶性食物繊維が含まれており腸の運動を促進する働きが期待できるのです。
2. 肩こり、冷え性さんにもうれしい血行促進効果✔
マカダミアナッツにはオレイン酸とパルミトレイン酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。この不飽和脂肪酸は血行を良くする働きがあるので、がちがちに凝り固まった肩こりや末端まで冷えてしまう方には特におすすめ。血の巡りがよくなると体温も上昇しますから、特に朝食にマカダミアナッツを食べるのがおすすめ。
3. 満腹感の持続がそのつまみ食いにSTOP✔
年末年始に実はちょっぴり太った(&実はまだ戻っていない…!?)上に間食の癖がついてしまった方はその間食をマカダミアナッツへ今すぐスイッチ!
栄養価の高い食材ほど満腹感を持続させる効果があるとされ、タンパク質、良質な脂肪や食物繊維など豊富な栄養素を含むマカダミアは太りやすい加工度の高いスナックについ伸びるその手にSTOP!をかけてくれる救世主かも。ゆっくりと消化されるため血糖値への影響もほとんどありません。美味しい上に特有のにおいもなく調理や保冷も必要なし、外出先のちょっとしたおやつにもぴったりです。
4. 体温を保つために必要な良質な脂肪を含んでいる✔
三大栄養素の中で最もエネルギーの高い脂質。寒い冬に私達の身体の体温を一定に保とう、免疫力を上げよう、と懸命に働いてくれる必要な栄養源の一つです。マカダミアナッツは飽和脂肪酸の割合が低く動脈硬化の原因の一つと言われているトランス脂肪酸は含まれていません。一方でオリーブオイルと同様に心臓に優しい一価不飽和脂肪酸は豊富に含まれており体温を保持する効果も期待できるので油は悪者!とひとくくりにするのではなく良質なものを適量摂取することが大切です。
5. Happyな気分へ導いてくれる♡
ふと気がつくと外はもう真っ暗…冬は四季の中でも少し気分が落ち込みやすいかもしれません。実は食べるものと気分の因果関係については様々な研究が進められていることをご存知でしょうか。そしてマカダミアには精神的な健康もサポートしてくれるという興味深い研究結果もあるのです。例えばナッツ類を定期的に摂取する地中海風ダイエットは、うつ病の症状の軽減に良い影響を与えるという結果も報告されているようです。
このポジティブな効果は腸の活動が一因であることが研究により明らかにされています。実際腸と脳の2つの器官は非常に密接に連携しているため腸を「第二の脳」と呼び、また最近では「脳腸相関」といって脳と腸が双方向に影響を及ぼしているという現象が一般的に知られるようになってきました。
腸の健康には食べ物に含まれる食物繊維が重要です。マカダミアナッツの食物繊維の一部は腸内の微生物叢(バクテリアと菌類)の餌となるプレバイオティクス繊維と言われており腸内環境を健やかに保つ効果があるとされています。
また脳への栄養面としてマカダミアナッツには、銅、マグネシウム、マンガンも含まれておりこれらはすべて神経伝達物質の維持に役立っています。この神経伝達物質とは脳内に信号を送る化学物質のこと。神経伝達物質が健康的に活動することが心の健康にとって大切なことが分かります。
疲れたな、なんてちょっぴり滅入る時だってマカダミアナッツは寄り添います。ポイッとお口へ入れて優しい甘みに癒やされてみてはいかがでしょう。
まとめ
健やかな身体と心の基本はいつだって食事から。今年もまだまだ不透明な状況が続きそうですが寒さに負けず免疫力を上げていきたいものです。食材選びの基本はできるだけ精製されていないホールフードを選ぶこと。マカダミアナッツは寒い冬に頑張る身体をサポートします。
▶参考記事
▶参考文献
エムラン・メイヤー高橋洋訳 『腸と脳』紀伊国屋書店