トレンドはK-food!マカダミア協会・韓国支部から届いたグルメレシピ
メイクでもドラマでもミュージックシーンでも。とにかく今韓国のコンテンツが大人気です。今年は特に家で多くの時間を過ごした方も多く、韓国ドラマにハマった!なんて声も多く聞こえてきますよね。グルメのトレンドもキャッチー!びよーんと伸びるチーズやもちもちのトック(お餅)を使用したメニューなどがSNSを中心に大流行、私達の知る韓国料理の幅はぐんと広がったように思います。ということで今回は食文化が多彩なK-foodをフューチャー!マカダミア協会の韓国支部からからどっさり届いたマカダミアを使った韓国グルメレシピをたっぷりとご紹介していきますよ〜!マシッケトゥセヨ〜!(どうぞ召し上がれ〜♡)
風土的特徴
韓国は南北に伸びた半島の国。寒暖の差が激しく、特に冬の寒さが厳しい故に生鮮野菜が不足がちなことから生まれたのがキムチや漬物、干した野菜など長期保存で野菜を通年食す工夫。結果今や世界の中でも国民の野菜消費量はトップクラスと言われています。
また大陸と地続きのため遊牧民族との交流が盛んになり肉食が伝来、次第に肉のあらゆる部位を食すことへと進化します。さらに海に囲まれ海産物が豊かなゆえに海藻をふんだんに使用するなど食材の幅が広く、調理法が多彩なことが韓国料理の特徴といえるでしょう。
おもてなしの気持ちは小皿の数!?
韓国料理屋さんでオーダーをしていないのにキムチや常備菜などの小さなおかず(バンチャン)がサーブされ、あれ?なんて思った方もきっと多いはず。バンチャンが無料でふるまわれる理由には諸説ありますが、一説によると経済が困難だった時代に高価な白米のおかわりはなかなかできず、かわりに常備菜をお替りすることでお腹を満たしていた背景があるとか。その流れが残り現在も無料で提供しているお店が多いようです。テーブルに並びきれないほどパンチャンを並べることを「食膳の脚が折れる!」なんて言いこともあり、ごちそうへの褒め言葉としてよく使われるそうです。
また日本には献立を作る上で一汁三菜という概念がありますが、韓国では5の数字が重要だそう。料理は甘み、酸味、苦味、辛味、塩味の五味を中心に考えられ、盛り付けには赤、黄、白、青(緑)、黒の五色を配します。白には白ごまや松の実、黒にはのりなどがよく使用されるようです。
もちろん現在は食の多様化に伴い例外は多数ありますが、どこの国のお料理も簡単に食べられるこの時代のなかで、改めて他国の食文化やしきたりの背景を知ることも大切ですよね!
K−food とマカダミアの新鮮な組み合わせ
さて、韓国料理のバックグラウンドについて触れてきました。いよいよ実践!今回は特別にマカダミアでアレンジしたユニークな韓国レシピを沢山ご紹介しますね!
まずはみんな大好き甘辛の代表プルコギ味からのご紹介。
牛リブ肉のプルコギ・マカダミア風
タレが染み込んで骨のまわりまでしっかり美味しい!
そしてこのレシピのプルコギのタレを覚えておくととても便利です。リブが手に入らないときは薄切り肉とお野菜で炒めればOK! ご飯も進むがっつりスタミナ満点のおかずです!
続いては屋台で大人気!トッポギのマカダミアアレンジバージョン。お餅のもちもちとナッツのカリカリ、この2つの対照的な歯ごたえが抜群に新鮮で、後味にはナッツの上品な甘さが広がります。
マカダミアロイヤルトッポギ
お餅(トック)を使用した甘いおやつのレシピも
トッポギのほかにも韓国にはお餅(トック)を使用したお料理が沢山存在しますが、続いては甘いおやつのレシピ。
ビョルピョン餅はそもそも伝統的な餅菓子の一つでスーパーなどにも手軽においてあるようですが、SNSのもっぱん動画などでふたたびMZ世代の間で再燃中だとか。
まとめ
マカダミアナッツの振り幅の大きさってやっぱりすごい!と改めて実感することができたのではないでしょうか。あらゆる食材や各国のお料理と合わせても風味を損なうことなく、それぞれの美味しさを引き立てることのできる素晴らしいマカダミアナッツ、これからも是非みなさまの推し食材の一つでありますように。
【参考図書】
『いちばんやさしい韓国料理』監修・料理:チョ・ソンオク 成美堂出版
『地球の歩き方 韓国』 ダイヤモンド社/ダイヤモンド・ビッグ社
『調べよう!世界の料理 東アジア 日本韓国中国モンゴル』監修:青木ゆりこ ポプラ社