マカダミアとサーモンの抗酸化作用で【秋冬のカラダの土台作り】

夏から秋はぐっと気温や湿度の変化があったり、はたまた日差しはまだまだ強かったり、と身体は一生懸命適応しようと奮闘する時期。日々頑張る私達の身体を秋の美味しい＆栄養価の高いレシピでしっかりと労わりましょう。今回はマカダミアと相性抜群な上に栄養価も高いサーモンとの組み合わせに注目してみました。皆さん、サーモンお好きですか？

９月に入りました。８月だった先週と今週では何も変わらないようでいて、気がつくと夏の雲は消え、空がちょっぴり遠く、高くなっていることに気が付きます。わずかな季節の移ろいを見つける度に四季のある国に住んでいること、そして四季があるって素敵だな、なんて実感しますよね。

ただ夏前半の強い日差しに加え後半には雨が降り続いたり気温が一時的に下がったり、と私達の身体も必死に適応していたように思います。取り巻く環境や天候の変化に適宜対応しているご自身の身体を今しっかりと労り、秋冬も元気に過ごしましょう！栄養は食事から摂る、がまずは一番です。この時期特に摂りたい栄養素と今回注目したサーモンとマカダミアを組み合わせたレシピ、詳しくみていきましょう。

２．抗酸化物質

繰り返しますが、特に夏の紫外線には強い酸化作用があり、たっぷり浴びたお肌や頭皮はクタクタです。修復を促し、活力を取り戻すには抗酸化物質を含む食品を摂ることが推奨されています。特に抗酸化作用の高いビタミンACEを組み合わせることでより大きな効果を期待できるとか。

中でもビタミンEは強い抗酸化作用を持つビタミンの一つで、様々な害を与える活性酸素から体を守るための代表的な抗酸化物質。血管や肌、細胞の老化を防止、血行を促すなど全身の健康の要を担っており、「若返りのビタミン」とも言われるほど。肌トラブルの防止が期待できる栄養素なのでたっぷり日差しを浴びた夏の肌を修復するために味方につけたいところです！

マカダミアには抗酸化作用のあるビタミンEを含んでいます。このビタミンは他にも免疫を高める、また血管内で血液が固まるのを防ぐ効果も期待でき、老化や生活習慣病予防に大切な栄養素です。またマカダミアへの含有量がダントツに多いの「パルミトレイン酸」という良質の脂肪酸によって肌の弾力や再生、修復も期待できます。

一方で今回注目しているサーモンにも高い抗酸化作用があることが知られています。ビタミンEをはじめ、ビタミンCの6000倍の抗酸化作用を持つ「アスタキサンチン」は特記すべき栄養素。サーモンの身を赤く染めているのもこのアスタキサンチンで、川を遡上する際に大量の紫外線にさらされるサーモンの体内からこのアスタキサンチンが活性酸素を除去し、元気に川を上れるようサポートしてくれているのだとか。このアスタキサンチンは美肌効果も高く、シミやシワができるのを防ぐ効果も。また最近では過酷な遡上をサポートすることから、人体へも同じ効果、すなわち筋肉の疲労回復効果が見込めるのでは、と期待されている抗酸化物質なのだそうですよ。

３．栄養価が高い上にとにかく美味しい！サーモンとマカダミアのペアリングメニュー

サーモンソテーのマカダミアナッツソース

皮はパリッと焼き付けて！レモンをかけるとビタミンCも摂れて抗酸化作用の効果アップ！

サーモンのマカダミア味噌漬け、きゅうりとラディッシュのピクルス 、大根とスプラウトのサラダとヴィ―ガンマヨネーズ

しっかりと味噌ダレに漬け込むので風味も豊かです。

マカダミア・スモークサーモンカナッペ

ディルの香りがサーモンを引き立てます！

サーモンのグリル、オレンジ、紅茶とマカダミアバターのグレーズがけ

紅茶のティーバッグを使って香り付け！

粒コショウ・ライム・ディルとマカダミアを使ったサーモン・ブレックファスト

ホースラディッシュが味の引き締め役です！

まとめ

疲れているときほど、食事をないがしろにしがちですよね。でも美味しい食事は心や身体をしっかりと満たしてくれます。この秋冬もきっとイレギュラーが多いことと思いますがきちんと自分の不調に気が付いてあげること、そして必要な栄養素を美味しくいただくことが大切。元気に過ごす為の土台作り、是非今から始めてみてください！

■参考サイト

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-009.html

https://astaxanthin-lab.com/about/

https://www.australian-macadamias.org/consumer/nutrients-in-macadamias

https://www.australian-macadamias.org/consumer/amazing-antioxidants