マカダミアオイル手作り石けん(コールドプロセス)
マカダミアナッツオイルの大きな特徴は、パルミトレイン酸を20%以上含んでいるということ。独特の滑らかな泡が特徴で、マカダミアナッツの香ばしい香りがします。洗浄力に優れたオレイン酸もたっぷり含まれていてよく洗えます。
材料
用途:台所用
- マカダミアナッツオイル:60%
- パーム核オイル:20%
- パームオイル:18%
- ひまし油:2%
- 苛性ソーダのディスカウント率:10%
- 水分量:30%
※原材料の割合は、全体の油脂量に対しての割合です
※ディスカウント率とは、油脂量全部をせっけんにするのに必要な苛ソーダの量に対して、減らしている割合です
※スーパーファットとは、鹸化途中のせっけんのタネに更に油を追加して、せっけん中に更に過剰な油分を残すことです
作り方
- 苛性ソーダを水に溶かす(水酸化ナトリウム水溶液を作る)
- 油を温める。固体の油は完全に溶かす
- 水酸化ナトリウム水溶液と油の温度を45度くらいにあわせて、油に水溶液を注ぎ混ぜ合わせる
- 20分間断なく混ぜ続ける
- 休憩しながら混ぜ続ける
- せっけんのタネがもったり重く、すじが付くようになったら型に入れる(この状態を「トレースが出た」状態といいます)
- 24 時間保温する(温度を 40 ~ 50 度まであげて、ジェル化させています。時間が経つと中央部分の色が少し濃くなってきます。その部分がジェル化の始っている部分です。全体が均一に濃い色になります)
- 切り分けて、刻印(24 時間保温の後、型から出して1日~1週間程、そのまま熟成させます。切りやすい硬さまで乾燥が進んだら、切り分けます。すぐ刻印することもありますが、更に乾燥が進んだ方が刻印しやすい場合もあります)
- 風通しのいい、薄暗い場所で 1ヶ月熟成
香りはあまりしないですが、泡立ちや硬さ、解け崩れ対策をしたレシピとなっています。
投稿日: 2016/1/7