ファーマーズ・マーケットで朝活しよう!
オーストラリアのファーマーズ・マーケット 13選
オーストラリアでは週末になると、ファーマーズ・マーケットが各地で開催されます。ファーマーズ・マーケットでは、生産者から商品の説明をきくことができ、何かしら学びを得られるのが嬉しいところ。それに、地元の生産者から直接購入することで地元の農業そして経済に貢献していると実感できます。旅先でも地元住民と一緒になってお買い物をすれば、その土地の生活様式や食文化を肌で感じられるはず。焼きたてのパンや、お惣菜、カフェのストール(露店)もあるので、朝ごはんにも困りません(目移りして困ってしまう可能性はありますが…)。今回はオーストラリア全土から選りすぐりのファーマーズ・マーケットを13件ご紹介します。安心してオーストラリアに旅行できる日のために、今のうちに脳内旅行をして来るべきときに備えておきましょう!
ニュー・サウス・ウェールズ州
1. キャリッジワークス・ファーマーズ・マーケット(Carriageworks Farmers Market)
毎週土曜日 AM8:00~PM1:00
住所:Carriageworks, 245 Wilson St, Eveleigh
シドニー郊外イヴリーの旧鉄道車両工場跡地で開催されるキャリッジワークス・ファーマーズ・マーケットには、新鮮でおいしい食材を求める人々と生産者の両者が毎週集まり、ニュー・サウス・ウェールズ州の最高の食品をやり取りしています。季節の果物や野菜、肉、乳製品、卵、花、手工芸品など、さまざまな種類の商品が販売されます。州内各地の農作物が一堂に会するこのマーケットのおかげで、シドニーの人々の胃袋は質の高い食品で満たされるのです。生産者やシェフによるワークショップやトークなどのイベントも定期的に開催されています。
マカダミア一口メモ:ニュー・サウス・ウェールズ州ミッドノースコーストのオーガニック認証を受けている『ハンド・エン・ホー(Hand’n’Hoe)』のマカダミア製品をチェック!
2. マランビンビー・ファーマーズ・マーケット(Mullumbimby Farmers Market)
毎週金曜日 AM7:00 ~ AM11:00
住所:Mullumbimby Showground
ニュー・サウス・ウェールズ州北部マランビンビーで金曜日の朝に開催されるマランビンビー・ファーマーズ・マーケットには、新鮮な果物や野菜にはじまり、職人の手による焼き菓子、苗、ガーデニング用品まで、食に関する様々な商品が集まります。このマーケットが目指すところは、ローカルフードの生産支援・推奨、小規模なローカルフード関連ビジネスの起業促進、ローカルフードの安全強化です。親しみやすく活気のあるマランビンビー・ファーマーズ・マーケットで、ローカルコミュニティの発展に貢献しましょう。
マカダミア一口メモ:『レインフォレスト・フーズ(Rainforest Foods)』のアンソニーさんが紹介する極上マカダミアナッツにマカダミアナッツバターを要チェック!
3. ワーウィック・ファーム・トラックサイド・マーケット(Warwick Farm Trackside Market)
毎週土曜日 AM8:00~PM12:00
住所:Childs Park, Ascot Drive, Chipping Norton
ワーウィック・ファーム・トラックサイド・マーケットはその名のとおり、かつてシドニー郊外の農家が運営していたワーウィックファーム競馬場に設立されたマーケットです。移転を経てロケーションは変わりましたが、出店に際し一定の基準があり、誰もが出店できるマーケットではありません。とはいえ、一般客への販売制限はありません。肉、牛乳、チーズ、卵、新鮮な果物や野菜、生花、ペットフードなどさまざまな商品が販売されています。
オーストラリア首都特別地域
4. キャピタル・リージョン・ファーマーズ・マーケット(Capital Region Farmers Market)
土曜日 AM7:30~PM12:00
住所:Exhibition Park in Canberra (EPIC), Watson
他のどこにも似ていない、最高のファーマーズ・マーケットをお探しならキャピタル・リージョン・ファーマーズ・マーケットへ!2004年スタート時のストール(露店)数はたったの15軒でしたが、今では毎週200以上のストールが軒を連ね、地元の人々はもちろんのこと、旬の食材を求めて何千人もの観光客が訪れます。キャンベラ産の焼き菓子やパン、野菜、クラフト製品などを楽しむことができます。
マカダミア一口メモ:フレッシュで風味豊かなマカダミアナッツをお探しなら『ワールド・ベスト・ナッツ(world’s best nuts)』ストールへ!
ヴィットリア州
5. タルボット・ファーマーズ・マーケット(Talbot Farmers Market)
毎月第3日曜日 AM9:00~PM1:00
住所:Scandinavian Crescent & Camp Street, Talbot
メルボルンのウェストゲートブリッジから北西へおよそ90分のところに位置するタルボットは普段はのどかな田舎町ですが、タルボット・ファーマーズ・マーケットが開催される毎月第3日曜日だけは例外です。市が立つ日になると、通りにはストールが軒をつらね、タルボットの町は一気に活況を呈します。地元住民や観光客が至る所からやってきて、生産者との会話とお買い物を楽しみます。季節の果物や有機野菜はもちろん、地元産のチーズ、焼き立てのパン、ローカルワイン、さらには鶏、飼料、切り花、植物、苗など農家の需要にもこたえる本格的な市場です。
6. アボッツフォード修道院ファーマーズ・マーケット(Abbotsford Convent Farmers Market)
毎月第4日曜日 AM8:00~PM1:00
住所:Abbotsford Convent(メルボルン)
アボッツフォード修道院ファーマーズ・マーケットは、ヴィクトリア州のスローフード運動と深いつながりがあります。歴史ある修道院跡地で開催されるこのマーケットは、ヴィクトリア州の歴史を感じながら、地元の生産者と触れ合える唯一無二の場所となっています。オーガニックまたはバイオダイナミック栽培の果物や野菜、乳製品、卵、肉を中心に、職人の手によるパンやビールなどがそろう、グルメさん垂涎のマーケットです。お買い物袋はもらえないので、マイバッグをお忘れなく!
マカダミア一口メモ:ナッツをお探しなら『ゴー・ジャスト・ナッツ(Go Just Nuts)』ストールに直行!
タスマニア州
7. タスマニアン・ファーム・ゲート・マーケット(Tasmanian Farm Gate Market)
毎週日曜日 AM8:30~PM1:00
住所:Bathurst St, between Murray and Elizabeth Streets, Hobart
タスマニア州最大の都市ホバートから農村の匂いは感じられませんが、この地で開催されるファーム・ゲート・マーケットは州内各地から農家の方々が集まります。第1回開催のストール数はたったの12軒でしたが、今ではホバート住民の日曜朝の恒例行事となるまでに成長し、オーストラリアで最も優れたファーマーズ・マーケットの一つとして必ず名前が上がります。朝8時30分になると取引開始を告げる鐘の音が鳴り響きます。早起きして出かけましょう!
8. ハーベスト・ローンセストン(Harvest Launceston)
毎週土曜日 AM8:30~PM12:30
住所:71 Cimitiere Street, Launceston
オーストラリアの農業の底力を感じられるハーベスト・ローンセストンではシードル、ベリー類、じゃが芋、チーズなど地元産の食品なら何でも見つかります。旬の季節にはオリーブやアボカドも並び、パン職人、醸造家、発酵職人のストールもあります。幼児玩具もあったり、お買い物中に犬の世話をしてくれるサービスがあったり、地域住民に愛されている温かいマーケットです。
南オーストラリア州
9.バロッサ・ファーマーズ・マーケット(Barossa Farmers Market)
毎週土曜日 AM7:30~AM11:30
住所:Corner Nuriootpa and Stockwell Roads, Angaston
オーストラリア最大のワイン産地バロッサ・バレーで毎週土曜日の朝に開催されるバロッサ・ファーマーズ・マーケットには、季節の果物や野菜、肉類、乳製品、パン、オリーブ加工品、雑貨などバロッサの名産品がずらりと並びます。ファーマーズ・マーケットで朝活をしてから、ワインセラー巡り…なんて想像するだけで胸もお腹もいっぱいですね。
10.ウィランガ・ファーマーズ・マーケット(Willunga Farmers Market)
毎週土曜日 AM8:00~PM12:30
住所:Willunga Town Square, Willunga
ウィランガ・ファーマーズ・マーケットといえばアーティストや職人の作品を手に入れられる工芸品マーケットで有名ですが、フルリオ半島の小規模生産者と一般消費者をつなぐフードマーケットも根強い人気を誇っています。毎週土曜日になると、マクラーレン・ベールから80を超える農家や食品生産者が集まり、チーズ、チャツネ、チョコレート、蜂蜜、有機栽培の果物や野菜、オリーブ油など地元の特産品を販売します。ドッグフレンドリーなマーケットなので、犬のお散歩がてらやって来る地元の人々との交流も楽しめそう!
西オーストラリア州
11. マーガレット・リバー・ファーマーズ・マーケット(Margaret River Farmers Market)
毎週土曜日 (冬季)AM8:00~PM12:00 (夏季)AM7:30~AM11:30
住所:Margaret River Education Campus, Lot 272 Bussell Hwy, Margaret River.
マーガレット・リバー・ファーマーズ・マーケットは2018年にデリシャス・プロデュース・アワードでベスト・ファーマーズ・マーケット第1位に選ばれたマーケットです。その理由は一度行ってみればすぐに分かるはず。地元産の新鮮な農作物と生花がひしめき合うこのマーケットは、生産者の支援に重点を置く農家のための本格的なマーケットです。また、地域活性化にも大きく貢献しています。オーストラリアのハートを感じに行ってみましょう!
マカダミア一口メモ:フレッシュなマカダミアナッツをお探しなら『トリートン・バレー・マカダミア(Treeton Valley Macadamias)』、スイーツなら『ベタニーズ・マーガレット・リバー・ヌガー・カンパニー(Bettenay’s Margaret River Nougat Company)』をチェック!
クイーンズランド州
12. ノージー・ストリート・オーガニック・マーケット(Northey Street Organic Market)
毎週日曜日 AM6:00~AM11:00
住所:Northey Street City Farm, Windsor
ノージー・ストリート・オーガニック・マーケットはブリスベンの街中にある活気のあるマーケットです。地元の有機栽培農家が勢ぞろいするので、食に敏感なブリスベン住民の日曜朝の定番スポットになっています。
マカダミア一口メモ:オーストラリア産マカダミアナッツは『アワー・オーガニクス(Our Organics)』と『サバラン・フーズ(Sovereign Foods)』でゲットして!
13.デイヴィス・パーク・マーケット(Davies Park Market)
毎週土曜日 AM6:00~PM2:00
住所:Davies Park, West End
デイヴィス・パーク・マーケットは、もはや週に一度の地域イベントになっています。イチジクの巨木の木陰に、オーガニックの果物や野菜、ヘルシー惣菜、前菜、ローカルワインなどがずらりと並び、週替わりのイベントも開催されます。また、衣類、手工芸品、骨とう品、古着など、蚤の市の要素もある楽しいマーケットです。包丁研ぎサービスを提供するストールもあるので、新鮮な食材を買って帰ったら、気持ちよくお料理を始められそうです。
まとめ
いかがでしたか?海外のファーマーズ・マーケットが恋しい我慢の時期ですが、安全に海外旅行ができる日が来ることを祈りつつ、いざ行ける時のためにバッチリ調査してみてくださいね。