Life with greenマカダミアナッツの木をインテリアの一つに!
観葉植物としての楽しみ方
リビングやベッドルームなど、日常のワンシーンにグリーンがあると豊かな気持ちになりませんか?インテリアのアクセントにもピッタリ、また毎日お世話を重ねることで育てる楽しみも生まれます。今回は食べるのではなく!マカダミアナッツを観葉植物、「インテリアグリーン」として楽しむ方法をご紹介。気をつけるべきポイントやコツも!
「マカダミアナッツの木」と聞くと農園に生える大きな木々を想像する方もお多いのではないでしょうか?
マカダミアは高さ20メートル、幅 10 メートルにもなる大木にまで成長する常緑高木樹。(一年中緑の葉をつける「常緑樹」のうち、樹高が高いもののこと)もともとはオーストラリアのクイーンズランド州南東部とニューサウスウェールズ州北部の亜熱帯地域が原産。ゆえに、生育適温は20度以上、霜のおりない環境が理想ですが耐寒性もある程度あるので比較的育てやすいと言われています。また国産のイメージはあまりないかもしれませんが、実は日本では沖縄や和歌山県で栽培がされているようです。
マカダミアの葉
マカダミアの葉っぱは濃い緑が美しく、ツヤツヤとしていてインテリアのアクセントにはピッタリ。形はユニークでヒイラギのようにトゲトゲとしていて、細長いのが特徴です。触れるとチクチクするので、鉢を植え替える際、またペットや小さなお子様のいらっしゃるご家庭では扱いに気をつけて楽しんでくださいね。
苗木を育てる管理のポイント
マカダミアの苗木はオンラインショップなどで手に入れることができます。
ここでは管理のポイントについてご紹介します
温度管理:比較的耐寒性はありますが5度以上を保てない場合、越冬は室内で行いましょう。暖地の場合は年中屋外でも生育が可能です。
水やり:鉢土の表面が乾燥したら、たっぷりと水やりをしましょう
日当たり:直射日光を好むので、日当たりの良い場所で育てましょう
剪定:木が大きくなりすぎた場合は適宜剪定をしましょう。剪定する大きな理由としては、樹高の管理や防虫効果があげられます。余計な葉や枝を剪定することで、風通しや日当たりをよくして害虫を防ぐ効果が見込めます。
肥料:まだ苗が小さい場合、(50cmに満たない程度)春と秋に肥料を与えることで成長を促進します。
成育中の注意点: 成長するにつれて鉢を暖かく日当たりの良い場所に置き、鉢土を湿らせておきましょう。鉢植えの土の中に指をいれた際、土が指につくようでしたら水のあげすぎです。
おしゃれな鉢カバーでセンスアップ
プラスチックポットのまま室内に置くのではなく、せっかくなら素敵な鉢カバーで演出してみてはいかがでしょうか?土を入れた植木鉢は重いので、できるだけ軽量のものを選ぶと使い勝手も良く、ストレスになりません。ただデメリットとしては通気性が悪くなるので、鉢カバーから出して水やりを行いましょう。
ここではおすすめの3つの素材をご紹介します
ファイバークレイ
ファイバークレイとは、セメントに樹脂やガラス繊維などを練り込んだ素材で、その軽さと割れにくさから扱いやすいので鉢カバーにはピッタリ。またプラスチック製に比べて、風合いがモダンでスタイリッシュ。
ブリキ
ビンテージやアンティーク調のインテリアとの相性◎。こちらも軽量ですが、熱がこもりやすい素材ですので、直射日光の当たらない場所に置くのが良いでしょう。
バスケット
こちらも軽量で扱いやすく、またナチュラルな風合いが幅広いインテリアと馴染みます。取っ手がついているものを選べば鉢植えごと移動させるのも楽ちんです。
まとめ
マカダミアは食べるだけではなく、観葉植物としての楽しみもあるのです!存在感のあるユニークなマカダミアナッツの木、ぜひ育ててみてください。
こちらの「マカダミアナッツを育ててみたい!日本での栽培方法と育て方ガイド」の記事も合わせてどうぞ
https://australian-macadamias.jp/column/how-to-grow-macadamia
参考サイト
https://shokubutsu-fire-atsuo.com/macadamia/
参考記事
https://www.australian-macadamias.org/consumer/grow/growing-macadamias-from-seed/
https://www.australian-macadamias.org/consumer/grow/growing-macadamias-from-a-sapling-2/
https://www.australian-macadamias.org/consumer/grow/establishing-a-macadamia-tree-in-your-backyard/