シリアルとマカダミアのおいしい関係
原産国オーストラリアのマカダミアは栄養価が高く、お肌や健康に良い効果があるのは、マカダミアラヴァーの皆さまにとっては周知の事実ですが、1日に何粒位食べるのが良いとされるかご存知ですか?
摂取量の目安は1日約30g、つまり15粒程度が良いとされています。だいたい片手に軽く1杯くらいの量ですが、健康のためと思いながらも、毎日毎日ただ必要な数の粒をそのまま食べるのではすぐに飽きてしまいがち。 “継続は力”とよく言われますが、健康ルーティンも同様で、少しずつでも続けて摂取する事が大切だと思いませんか。そして、いつマカダミアを食べるのがより身体によいか、を考えるとバランスのとれた朝食で、エネルギーをチャージして元気に一日を始めるのが理想ですよね。
では忙しい朝の時間、手をかけずに栄養を摂り入れるのはどうしたらよいでしょう。その答えは簡単。少しずつでも、マカダミアを摂取すれば良いのです。マカダミアは砕いても、潰してバター代わりにしても、さらに滑らかになるまで裏ごししてクリームとしても使えて万能ですが、まずは朝食で簡単に摂り入れる方法のひとつをご紹介します。
シリアルにマカダミアを加える習慣を
手軽に朝ごはんと言って、まず思い浮かぶのはシリアル。パッケージを開けてボールに注ぎ、上から牛乳をかけるだけで簡単な朝食が出来上がりますが、味気なく、毎日となると“今日もこれかぁ…時間ないから仕方ない…”となりがち。一日のスタートに必要な最低限の栄養は摂れるものの、もうひと工夫すれば更に身体に良い効果が得られるのなら、試してみたくなりませんか。そこで登場するのが栄養豊富なマカダミアナッツです。
たとえば、丸ごとのマカダミアを予め砕いて保存しておけば、シリアルだけの朝食にひと匙加えるだけで、マカダミアの栄養がプラスされます。シリアルは穀物由来の食品なので、炭水化物を多く含み、基本的にビタミン・ミネラル・食物繊維が主な栄養素。対して、マカダミアナッツには血行を良くする働きをする不飽和脂肪酸が豊富に含まれているため、体温上昇が期待でき、朝に体温が上がれば、身体がしっかりと目覚めるので、体内の働きが活性化するというメカニズムがあります。
低たんぱくのマカダミアをシリアルに
また、マカダミアは低炭水化物なので、シリアルと栄養面ではお互いに補い合う関係とも言えます。さらにマカダミアに含まれる脂質はカラダに良い脂質。主に不飽和脂肪酸の「オレイン酸」と「パルミトレイン酸」が多く含まれているマカダミアですが、「オレイン酸」にはコレステロールを下げる効果があり、インスリンの働きを促す「パルミトレイン酸」には糖尿病予防に効果があるとされています。「オレイン酸」と「パルミトレイン酸」はどちらも摂取すべき良い脂肪である上、実はアンチエイジングやお肌のハリ・ツヤを維持するのにも重要な役割を果たしてくれるのです。
さらにフルーツも加えることで、よりビタミンやカリウムを多く摂取できるのでおすすめです。体内の健康のみならず、お肌の健康にもの関わるなら意識して毎日摂取して、ハッピーライフを目指していきたいものです。
まとめ
元からドライフルーツや甘味が加えられた「グラノーラ」など、シリアルにも多くの種類がありますが、マカダミアナッツとの相乗効果を期待する時、自分のライフスタイルや健康ルーティンに合ったものを選ぶのは大切。忙しい朝の強い味方のマカダミアは、たしかに摂りすぎれば弊害も生まれるかもしれません。ですが、きちんと一日の摂取量を守っていれば、自分の健康も守れるので、ぜひとも健康ルーティンの一つとして、マカダミア習慣を加えてみてください。
シリアルとマカダミアのレシピ
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