マカダミアを食べて地球を救おう!
科学が示す、地球を守るために食べるべきもの、簡単ガイド
最近、「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」という、健康的で持続可能な食生活を誰もが理解できるようにするための食事ガイドラインが発表されました。ビーガン、ベジタリアン、オムニボア(雑食)など、どんな食生活をしていても、このガイドラインは健康と持続可能性の両方をサポートしています。
キーワードは“ナッツが果たす重要な役割”
グレート・フード・トランスフォーメーション
EAT-Lancet委員会は、権威ある医学誌『ランセット』とグローバルな非営利団体EAT財団のパートナーシップによって設立されました。彼らは世界のトップレベルの食の専門家や地球システム科学者37名を集め、次の問いを投げかけました:
「地球が依存するシステムを壊さずに、2050年までに100億人を養うことは可能か?」
その答えは「はい、可能」とのこと。しかし、人類全体が食べ方を変える必要があるのも事実。実際、私たちは急速に『グレート・フード・トランスフォーメーション』を進めなければ、増え続ける世界人口を健康的に養うことはできません。

プラネタリー・ヘルス・ダイエットとは?
この考え方を耳にしたことがある方もいるかもしれません。しかし、EAT-Lancet委員会の大きな革新は、持続可能な食生活を実現するための「ロードマップ」を提示したことです。
彼らは、人と地球の両方にとって健康的な食べ方を示す食事ガイドラインを作成しました。このガイドラインは、さまざまな食文化や料理、食の嗜好に柔軟に対応できるよう設計されています。
ここでは、地球に良い影響を与えるために、人々が食生活で取り入れられる3つの大きな変化をご紹介します。
1. 赤身肉を減らす
プラネタリー・ヘルス・ダイエットは、必ずしも完全な植物性食生活を推奨しているわけではありません。ただし、赤身肉(牛肉、ラム肉、豚肉)の摂取量を大幅に減らすことを提案しています。
推奨される1日の赤身肉の摂取量はわずか14グラム。これは、週に1回のジューシーなハンバーガー、または月に1回の大きなステーキに相当します。代わりに、鶏肉や魚などの白身肉が好ましいとされています。

2 .もっとナッツを食べよう – たっぷりと!
動物性タンパク質の摂取量を減らす代わりに、プラネタリー・ヘルス・ダイエットではナッツの摂取量を大幅に増やすことを推奨しています。
オーストラリアの食事ガイドラインでは1日30gですが、この新しいガイドラインでは約50gと、ほぼ倍の量です。
幸い、ナッツは美味しくて使いやすく、このフレキシタリアンな食生活にぴったりです。
当サイトのレシピページでは、マカダミアを食生活に取り入れるための美味しいアイデアをたくさんご紹介していますので、ぜひ摂り入れてみてください。
3.野菜、野菜、そして野菜
プラネタリー・ヘルス・ダイエットは完全な植物性食生活ではありませんが、植物中心であることは間違いありません。
科学者たちは、健康で持続可能な食生活を送るためには、他のどんな食品よりも野菜を優先する必要があると結論づけています。
まとめ
あなたは健康と持続可能性の両方を実現するために、どんな食事をしていますか?
豊かな国に住んでいる私たちにはなかなか考えが及ばないかもしれません。しかし、世界の国々では日々の食事がままならず厳しい環境に生きている人々が存在するのも事実なのです。ことに最近の地球環境の変化は、以前と同じ行動をしていては、自分たちの住む地球がどんどん住みにくい場所へと向かっていることを実感してしまいます。
自分の身は自分で守る、そんな精神をもってできることから始めていければ明るい未来につながるかもしれません。
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