ケトジェニックダイエットとマカダミア

ケトジェニックダイエットの人気が高まっている昨今。私たちは、この低炭水化物×高脂肪の食生活に、マカダミアがどんな役割を担えるか調べました。

ケトジェニックダイエットとは

ケトジェニックダイエットのコンセプトは、脂肪をエネルギーに変えること。人間の体は通常、炭水化物からのグルコースをエネルギーに変えて活動しています。その炭水化物を食べるのをやめることで、体は自らが蓄えていた脂肪細胞を「ケトン」と呼ばれる小さな分子に分解し始めます。

このように一度体がケトーシスの状態になると、再び炭水化物に触れるまでエネルギーを生成するために体はケトンを使い続けます。以上のことから、できるだけ炭水化物を摂取せずに、適度なタンパク質と高脂肪を取ることがケトジェニックダイエットに欠かせないと提唱されています。

こういった食生活は、体重の減少とともに、健康につながるとも考えられています。ただ、ケトジェニックダイエットを始める（炭水化物の量を急激に減らす）前に、栄養士と相談する事をお勧めします。

ケトジェニックダイエットとマカダミアナッツ

ケトジェニックダイエットをしている人にとって、マカダミアナッツは実に素晴らしい選択肢になります。その理由は、マカダミアナッツは他のナッツよりも炭水化物の含有量が低く、良質な脂肪（飽和脂肪酸）を多く含んでいます。そのため、炭水化物の摂取量が極端に制限されているケトジェニックダイエットをしている人にとって、美味しくて満腹感を得られる唯一無二の食材と言えるのです。

健康を維持しながらケトジェニックダイエット

マカダミアナッツひと握りは、ケトジェニックダイエット中の間食にぴったりです。マカダミアナッツに含まれる脂質を高品質に保つために、高密度の保存容器に入れて冷蔵庫でしっかり保管してください。

また、パンに塗るマカダミア・バジルペーストや、マカダミアバターは低炭水化物、高脂肪のオプションとして活用いただけます。ただし、普通のパンでは炭水化物を摂ることになってしまいますので、ケトジェニックダイエット中に食べるパンは、ケトにやさしい特別なパンを使う必要があります。

マカダミアナッツは、食事で健康を維持するために食べるビタミン満載のサラダや、栄養価の高い野菜料理に加えることもオススメです。野菜スープと夏のサラダにも、口触りのいい食感のマカダミアナッツは相性抜群です。

ケトジェニックダイエット中でもOKな甘味

マカダミアナッツはケトジェニックダイエット中「甘味」を欲した際にも活躍します。その理由として、マカダミアナッツは高脂肪、低炭水化物というだけではなく、食べ応えのある食感であることも関係します。例えば、炭水化物を控えたブラウニーや、脂肪たっぷりのファッジ（良いとされている脂肪で作る）に、マカダミアナッツのサクサクとした食感を加えれば、食べた時の満足度がさらに増します。

多くの人が炭水化物を制限したダイエット中は、楽しみがないと思っていますが、実は正しい材料を使えば「そうじゃない」ということがいえるのです。Luke Hinesの考えたケト・フレンドリーなアイスクリームケーキ（英語サイト）は、マカダミアナッツを使用した濃厚なベースに、ココナッツの「アイスクリーム」をたっぷり使っています。