冷え症の対策に。マカダミアで甘く温かいひととき
もうすぐクリスマス。冷え込みが厳しくなってくるこの時期は、低い外気温で体温が下がるので体温維持のためにエネルギーを多く必要とします。そのためエネルギーの吸収に効率の良い甘いものが食べたくなります。
そこで、市販のお菓子を食べる前に、マカダミアでヘルシーなスイーツを作ってみませんか?なぜならばマカダミアには冬を楽しく健康に過ごすために必要な栄養素がたくさん含まれているからです。
このコラムでは寒い冬にこそマカダミアナッツを使った身体もココロも温まるマカダミアスイーツをご紹介します。甘いものを食べても、マカダミアを使ったスイーツなら罪悪感なく、美味しく健康にいただけますよ。クリスマスにもピッタリです!
マカダミアで血行を促進しカラダを温める
スイーツレシピをご紹介する前に、なぜマカダミアが冷え症を改善してくれるのかをお話しします。マカダミアナッツにはオレイン酸とパルミトレイン酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。この不飽和脂肪酸は血行を良くする働きがあるので、体温を上昇させてくれ、身体を温めてくれます。さらに、マカダミアはビタミンBを含んでいるので、がちがちに凝り固まった肩こりに悩んでいる方、また冷え症に悩んでいる方におすすめのナッツなんです。
まずはこのスイーツを。血液循環を改善して身体を温める効果の他、血管を強化する作用をもたらすローズマリ-とマカダミアオイルで作るケーキです。材料を混ぜて型に入れて焼くだけのとても簡単なレシピですが、栄養価と美味しさは満点です。
ちなみに、マカダミアには、抗酸化物質であるマンガンが有用量含まれています。これは、肌のコラーゲン生成に不可欠で、ふっくらとしたシワのない肌を保つのに役立つと言われており、さらにローズマリーにローズマリーのもつ抗酸化作用や血行促進作用は、肌にも有効と言われているので、身体が温まるだけでなく美肌にも繋がります。
マカダミアとチョコレートは最強の組み合わせ
実はチョコレートに含まれるカカオポリフェノールやテオブロミンも血行を促進してくれると言われているので、寒い季節に「マカダミアとチョコレートを一緒に食べる」ことは、身体が自然に求めていること。このレシピも市販のタルトを使っているのでとても簡単に作れるんですよ。湯煎で溶かしたチョコレートをタルト生地に入れて、砕いたマカダミアナッツ、キャラメルソースをかけて冷蔵庫で冷やすだけ。お子さんにも喜ばれそうですね。
マカダミアのジンジャークランブル
続いては、辛味成分・ジンゲロールが血行を促進し身体を温めてくれる生姜と組み合わせた冬にピッタリのスイーツ。ちなみにマカダミアと生姜のどちらにも整腸作用のある不溶性食物繊維が含まれているので、腸内環境も良好になります。腸が冷えると下痢や腹痛など、胃腸のトラブルを起こしやすくなるので、マカダミアで腸と血流の動きを活性化させましょう。
マカダミアのブリオッシュロール
そしてシナモンを使ったブリオッシュロールもお薦めです。漢方においてはシナモン(桂皮)は、体を温める働きや、血の流れを良くする働きが期待されている生薬だそうです。ですので、マカダミアと合わせて摂ることで、効果は倍増しますね。さらにシナモン特有のスパイシーで甘い香りと、マカダミアのロースト香が融合し、極上の香りのハーモニーが楽しめます。一度食べたら病みつきになる美味しさ。コーヒー、カフェオレに合わせてどうぞ。
スパイスたっぷりのマカダミアをクリスマスに
最後はしょうが、シナモン、ナツメグなど体がポカポカになるスパイスをブレンドしてブラウンシュガーと絡めたマカダミア。クリスマスやパーティに、甘口のワインなどにも合いそうな、とっておきのレシピです。作り方はいたってシンプル。泡立てた卵白にブラウンシュガー、スパイス、塩を混ぜ、マカダミアを加えてよく絡めたらオーブンで20分程度焼くだけ。マカダミアのバターのような濃厚な味わいとクリーミーさ、そしては他のナッツにはないサクサクっとした食感という特別さこそが「ナッツの王様」と呼ばれる所以。このレシピの美味しさは他のナッツでは生まれないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?秋の行楽シーズンに是非つくってみてくださいね。
また、ご自宅でホームパーティなどにもヘルシーで美味しいので、ゲストが喜んでくれること請け合いです。
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